紀州徳川の世界的音楽遺産「南葵音楽文庫100年コンサート」 東京・上野の奏楽堂にパイプオルガンの音色が響く
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紀州徳川家16代当主・徳川頼貞が収集した主に海外の音楽書や楽譜などのコレクション「南葵(なんき)音楽文庫」は、東京・飯倉の南葵音楽文庫での所蔵からさまざまな経緯を経て、現在は和歌山県立図書館等に保管
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紀州徳川家16代当主・徳川頼貞が収集した主に海外の音楽書や楽譜などのコレクション「南葵(なんき)音楽文庫」は、東京・飯倉の南葵音楽文庫での所蔵からさまざまな経緯を経て、現在は和歌山県立図書館等に保管され、和歌山里帰りから来年で10年を迎える。日本に西洋音楽の礎をもたらした文化遺産として価値が見直され、研究・整備が進み、その流れを受けて今年4月に「南葵音楽文庫普及会」(山田産業・和歌山市)が発足した。
その「南葵音楽文庫普及会」が10月2日(木)・3日(金)の2日間、「南葵音楽文庫100年コンサート」を東京・上野の旧東京音楽学校奏楽堂で開催する。奏楽堂には、頼貞が大正期にイギリスから輸入したパイプオルガンが移設されており、わが国で最古の現役パイプオルガンの響きと南葵音楽文庫に関わりのあるプログラムでコンサートを展開する。
10月2日は18時30分開演、3日は13時30分開演。入場料は4000円、自由席。「とりおきチケット」で、2日分と3日分を異なるページで受け付けている。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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