世界も注目する細田守最新作「果てしなきスカーレット」予告映像・場面カット解禁
日本のみならず世界中の観客を魅了し続けているアニメーション映画監督・細田守。主人公の王女・スカーレットが父の復讐に失敗するも、≪死者の国≫で再び、宿敵に復讐を果たそうとする物語「果てしなきスカーレット」が11月21日(金)に公開。第82回ヴェネツィア国際映画祭の【アウト・オブ・コンペティション部門】、第50回トロント国際映画祭【スペシャル・プレゼンテーション部門】への選出が決定している本作の予告映像と場面カットが解禁となった。
主人公・スカーレットの声を演じるのは、芦田愛菜。そして芦田演じるスカーレットと共に旅をする現代の日本人看護師の青年・聖(ひじり)を岡田将生が演じる。
さらに、スカーレットと聖の前に立ちはだかる最凶の宿敵・クローディアスを圧倒的存在感で役所広司が演じる他、市村正親・吉田鋼太郎・斉藤由貴・松重豊・山路和弘・柄本時生・青木崇高・染谷将太・白山乃愛・白石加代子といった総勢11名の日本を代表する俳優陣が集結し、新たな細田作品を彩る。
Story
死んで、生きて、愛を知った。
父の敵(かたき)への復讐に失敗した王女・スカーレットは、≪死者の国≫で目を覚ます。ここは、人々が略奪と暴力に明け暮れ、力のない者や傷ついた者は<虚無>となり、その存在が消えてしまうという狂気の世界。敵(かたき)である、父を殺して王位を奪った叔父・クローディアスもまたこの世界に居ることを知り、スカーレットは改めて復讐を強く胸に誓う。そんな中彼女は、現代の日本からやってきた看護師・聖と出会う。時を超えて出会った二人は、最初は衝突しながらも、≪死者の国≫を共に旅することに。戦うことでしか生きられないスカーレットと、戦うことを望まない聖。傷ついた自分の身体を治療し、敵・味方に関わらず優しく接する聖の温かい人柄に触れ、凍り付いていたスカーレットの心は、徐々に溶かされていく──。
一方でクローディアスは、≪死者の国≫で誰もが夢見る“見果てぬ場所”を見つけ出し、我がものにしようと民衆を扇動し、支配していた。またスカーレットが復讐を果たすために自身を探していると聞きつけ、彼女を<虚無>とするために容赦なく刺客を差し向ける。スカーレットと聖もまた、次々と現れる刺客と闘いながら、クローディアスを見つけ出すために、“見果てぬ場所”を目指してゆく……。そして訪れる運命の刻(とき)。
果てしない旅路の先に、スカーレットがたどり着く、ある<決断>とは──
「果てしなきスカーレット」
監督・脚本・原作:細田守
出演:芦田愛菜、岡田将生、山路和弘、柄本時生、青木崇高、染谷将太、白山乃愛、白石加代子、吉田鋼太郎、斉藤由貴、松重豊、市村正親、役所広司
企画・制作:スタジオ地図
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記事提供元:キネマ旬報WEB
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