全英に日本勢17人が出場 2019年覇者・渋野日向子はウェールズに移動、さっそく9ホールを確認
<AIG女子オープン 事前情報◇28日◇ロイヤル・ポースコールGC(ウェールズ)◇6748ヤード・パー72>
シーズンで5つある海外メジャーはこれがラスト。全英こと「AIG女子オープン」が31日から開催される。イギリスの南西部に位置するウェールズが舞台で、初開催のロイヤル・ポースコールGCが舞台になる。
日本勢は17人が出場。2019年大会覇者の渋野日向子、メジャー覇者は西郷真央、笹生優花、古江彩佳がそろう。今季ツアー優勝者では竹田麗央、岩井千怜。畑岡奈紗、勝みなみ、吉田優利、山下美夢有、岩井明愛、馬場咲希と米ツアーメンバー組は12人を占める。
現地時間27日(日)に「ISPS HANDA スコットランド女子オープン」を終え、選手は飛行機や車で移動。ほとんどの選手が翌日の28日(月)から練習ラウンドを行っている。日曜日のうちにウェールズ入りした渋野は、開幕3日前の月曜日はアウト9ホールをラウンド。スコットランドの前週のオープンウィークには下見に訪れたことも明かしており、入念な情報収集を進めている。
竹田麗央はイン9ホールをプレー。スコットランドの最終日はパッティングに苦しみ、崩れたが、この日はエースパターとは異なるオデッセイのパターを使用。フィーリングを確かめていた。
日本ツアーからは今季3勝の佐久間朱莉、「宮里藍 サントリーレディス」で優勝した高橋彩華、岡山絵里、神谷そらが出場する。さらに、世界ランキング上位者の繰り上がりで、桑木志帆も滑り込みで参戦する。
金曜夜に連絡を受けた桑木は、ドタバタの渡英準備に追われたが、無事に到着。きょうは18ホールを回った。うだるような暑さの日本に対して、この日の全英会場の最高気温19度で海風により体感温度はもっと下がる。「ちょっと寒いです」という言葉ももらしていた。
火曜日、水曜日はともにプロアマが行われ、冠を務めるAIGとアンバサダー契約を結ぶ渋野をはじめ、高橋、千怜、西郷、古江、竹田、山下が参加する予定。ほか選手らは練習場で過ごしたり、プロアマ前後でラウンドすることで、調整を進めていく。(文・笠井あかり)
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