カサブランカのもとになった固有種 六甲高山植物園でヤマユリが見ごろ
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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世界のユリの中で最も豪華で華麗なヤマユリは、日本だけではなくヨーロッパでも人気が高く、花の黄色い条線から英名で「gold lily(黄金のユリ)」「queen of lily(ユリの女王)」と呼ばれてきた。六甲高山植物園(六甲山観光・神戸市)では、そのユリの女王、ヤマユリが見ごろを迎えている。園内には約250株が点在、ゴージャスな見た目と強い芳香が訪れる人を魅了している。
ヤマユリは、近畿地方以北の本州の山地、丘陵の日当たりのよい斜面に生える多年草。高さは1~2mで、花の大きさは直径約23cmにもなる大型のユリ。日本の固有種だが、欧米で品種改良の親となり、カサブランカなどの名花が生まれている。日本では、「料理百合」とも呼ばれ、苦みのない鱗茎(りんけい)は古くから食用にされている。同園のヤマユリは、7月中旬から咲き始め、見ごろは8月上旬までの見込み。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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