『ドルフィン』3位、『FR-5』5位 ジャパンウェッジが売れている理由とは?【ウェッジ売り上げランキング】
ウェッジ部門では新しいトレンドが生まれつつある。『ボーケイ』『クリーブランド』の人気は根強いが、今年は安定して日本メーカーのモデルが上位に入っている。最新のランキングだとキャスコの『ドルフィンウェッジ DW-125』が3位、フォーティーンの『FR-5』が5位、同じくフォーティーンの『DJ-6』が8位。そしてブリヂストンの『バイティング スピン』が6位。今年は常に日本メーカーのモデルが4〜5本、トップ10にランクインしている。PGAツアースーパーストアつくば学園東大通り店の谷合信俊さんはジャパンウェッジの人気について次のように語る。
「まずキャスコの『ドルフィンシリーズ』は2013年から続くロングセラーですが、前作の『DW-123』で劇的に形状が変わって構えやすさが大幅に向上しました。個性的だった顔が、正統派の顔に近くなってさらに売り上げを伸ばしました。その流れを継承した最新モデル『DW-125』も順調に売れています」
フォーティーンの人気については?
「フォーティーンは競技ゴルファーに向けた『RM』、アベレージゴルファーの『FR-5』、そして初心者も使える『DJ-6』と、すべてのゴルファーを対象にしたウェッジを発売しているので、他の大手メーカーと比較してもターゲット層が広い。その中で『DJ-6』から『FR-5』に乗り換えるゴルファーもいるので、一度使い始めたら離れなくなるメーカーです」
日本メーカーのウェッジは、日本の芝にマッチしたソール形状やお助けクラブを作るのに絶対的な「地の利」がある。それを生かしたモデルがトップ10の常連になっていた。
【ウェッジ売り上げランキング トップ3】
1位 ボーケイ SM10
2位 クリーブランド RTZ
3位 キャスコ ドルフィンウェッジ DW-125
※データ提供:矢野経済研究所、7月14日~7月20日のデータ
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