プロテスト受験組が北の大地で奮闘 都玲華は2年連続ベストアマ、六車日那乃はメンタル向上掲げ決戦へ準備
<ミネベアミツミレディス 北海道新聞カップ 最終日◇7日◇真駒内カントリークラブ 空沼コース(北海道)◇6667ヤード・パー72>
“4度目の正直”でプロテスト合格を目指す20歳の都玲華が「71」で回り、トータル2アンダーの36位タイで2年連続のベストアマチュア賞を獲得した。昨年は自己最高の16位に入ったが、4位から出た最終日に「77」と崩れて号泣。今年は同じ2003年度生まれで優勝した川崎春花と一緒に笑顔で表彰式に並んだ。
「去年より上位で戦いたかった。ショットは悪くなかったし、もっとできたと思う。初日に3パットを3回したり、チャンスで決められなかった。もっと上に行くにはパターを練習しないダメですね」
4月のステップ・アップ・ツアー「大王海運レディース」で同ツアー史上6人目のアマチュアVを達成した。実力は以前から折り紙つき。だが、プロテストには縁がなかった。最初の挑戦だった2021年は2次予選の直前に第四腰椎の疲労骨折が判明。何とか11月の最終テストには進んだが、途中棄権を余儀なくされた。そこから昨年まで3年連続で失敗。「今度こそ…」を誓い、今大会は男子プロで2年前から師事する石井忍コーチがキャディを務め、実戦を通じて指導を受けた。
「ツアーでキャディをやってもらったのは初めてでした。毎ショット、試合運びや攻め方などを細かく話し合いました。すごく学びが多かった」。ステップ優勝の資格で11月の最終からとなる今年のプロテスト。次戦は18日開幕の「大東建託・いい部屋ネットレディス」に出場し、10月の「富士通レディース」にも出場予定。川崎、尾関彩美悠、竹田麗央らダイヤモンド世代の仲間たちと同じフィールドで腕を磨き、勝負の秋に備える。
そしてもうひとり決勝ラウンドを戦ったアマチュアが、今年で5度目のプロテストとなる2002年度生まれの六車日那乃。最終日は「72」で回り、トータル1オーバーの47位タイだった。こちらもコーチの辻村明志プロとタッグを結成した。グリーンを外した14番パー3では25ヤードのチップ・イン・バーディを決めるなど「技術的には成長していると思う」と手ごたえを感じた4日間。「私の場合はここです」と胸に手を当て、メンタル面を最大の課題に挙げる。今年は2次予選からとなるプロテストに向けて「客観的に自分を見るもう一人の自分をつくっていきたい」と話した。
100人前後が出場することになる最終プロテストは20位タイまでが合格と、競争率は例年5倍の狭き門。将来の“職場”を目指す厳しい秋の陣に向けての戦いは、すでに始まっている。(文・臼杵孝志)
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