ショットが生命線の宮田成華が教えるクラブ選びの“重要ポイント”「私の場合は…」【プロが教える毎日“極・飛ばし術”】
間もなく、夏本番! 夏休みにはゴルフの予定でパンパン…という読者も多いのではないでしょうか? ALBA.Netでは、そんなみなさんを応援するため、7月を『飛ばし月間』に設定。飛距離アップにつながる記事をお届けしていきます。そしてその一環として、第一線で活躍する現役バリバリのツアープロにスイングの注意点、練習法、道具選び…など“飛ばしの極意”を聞いてきました! 毎日、読んでいただき、“きのうの自分よりも1ヤードアップ”を目指していきましょう! 今回は、ショット力の定評が高い宮田成華。
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今季、開幕時のQTランクは52位ながら、優勝争いを続けた「ヨネックスレディス」で3位になるなど、限られた出場試合のなかで結果を出してきた宮田。第1回リランキングでは7位まで優先出場順位を上げ、中盤戦以降のレギュラーツアーに“返り咲いた”。
今季のドライビングディスタンスは251.46ヤードの11位。パーオン率も73.0159%で4位と、そのショット力は折り紙つき。潜在能力の高さから、“開花”への期待を集め続けている選手だ。そんなホープのひとりに、飛ばしのアドバイスを求めてみた。すると…
「アマチュアの方は、どうしても飛ばしたい時に力んでしまう。まずは力まないことが大事です。グリップもガチガチに固めない。そして、もし1週間後に少しでも飛距離を伸ばしたいと考えているなら、マン振りで素振りをする練習をおススメします」
頭では分かっていても、“ここぞ”の場面では力が入ってしまうもの。そんな時、グリップを少し緩めに握るというのは確かに効果的だ。そこだけ脱力しているのに、他はガチガチ…という状況は考えづらい。よどみないスイングでミート率が上がれば、それだけ飛ぶ可能性も高まる。そのうえで、ヘッドスピードを上げる努力を続けるのも大事だ。
さらに、クラブ選びの面でもアドバイスが。契約フリーの宮田自身、今季はシーズン中もクラブのテストを入念に続け、途中でドライバーを変更するなど、試行錯誤している。
「私の場合はスピン量が適切なものを選ぶようにしたら、飛ぶようになりました。どうしても見た目や打感だけでは、すべては分かりません。クラブを選ぶ時、しっかりとデータを測定してもらうというのも大事ですね」
“感覚”ももちろん大事だが、“裏づけ”も大事! 自らの経験を踏まえた言葉とあって、耳を傾けないと損?
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