「地面を蹴る練習を繰り返し…」 荒木優奈は力を溜めて一気に開放! 【プロが教える毎日“極・飛ばし術”】
間もなく、夏本番! 夏休みにはゴルフの予定でパンパン…という読者も多いのではないでしょうか? ALBA.Netでは、そんなみなさんを応援するため、7月を『飛ばし月間』に設定。飛距離アップにつながる記事をお届けしていきます。そしてその一環として、第一線で活躍する現役バリバリのツアープロにスイングの注意点、練習法、道具選び…など“飛ばしの極意”を聞いてきました! 毎日、読んでいただき、“きのうの自分よりも1ヤードアップ”を目指していきましょう! 今回は、ツアールーキーの荒木優奈。
◇
2度目の受験となった昨年のプロテストに合格。そしてルーキーイヤーから大活躍している。新人戦でいきなり優勝し、QTランク37位でシーズンがスタートした。「ブリヂストンレディス」での2位などトップ10入りはここまで6回。メルセデス・ランキングは10位につけ、初優勝が待たれる選手のひとりだ。
156センチという平均的な体格ながら、アグレッシブなスイングでドライビングディスタンスは243.78ヤード(31位)。フェアウェイキープ率を合わせたトータルドライビングは10位で、ショットメーカーとしても知られている。
そんな荒木の飛ばすコツは「とにかく振ること」。そしてこれを聞いたみなさんには、自然と力が入ってしまうであろう腕をリラックスしてほしい。
「“振る”っていうと腕をいっぱい振っちゃいがちだけど、下半身を使うことが大事です。地面を蹴って、反動を使ってクラブを振ります」
地面反力を生かすために、スイングテンポもちょっとだけゆっくりにする。「イチ、ニ、サンのリズムで、トップでコンマ数秒だけタメを作るイメージです。タイミングを遅らせて、体重移動のときに右足を蹴って地面を押す。うーん、言葉では難しいですよね…。地面を蹴る練習を繰り返ししてみてください」
荒木曰く、トップで力を溜めて一気に開放するイメージなんだとか。頭で捉えようとすると難しく感じてしまいそうだが、まずはシンプルに、右足を蹴る動作を何度も行い、それで体がどう動くか、というのを感じるところからはじめてみよう。
<ゴルフ情報ALBA Net>
記事提供元:ゴルフ情報ALBA Net
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。