【ダブルインパクト 漫才&コント二刀流No.1は誰だ!】応援サポーターでお笑い好き・佐々木久美の推しポイント!「もしダブルインパクトのツアーがあったら、一般で応募させてください!」
「漫才」と「コント」の2つの笑いで競う新たなお笑い賞レース「ダブルインパクト 漫才&コント二刀流No.1決定戦」の決勝戦が、7月21日に日本テレビ系で生放送される。ロングコートダディ、スタミナパン、セルライトスパ、ななまがり、ニッポンの社長、かもめんたる、コットンの7組が初代王者の座を懸けて真っ向勝負する。
そんな激戦を応援サポーターとして見守るのは、元日向坂46で"アイドル界きってのお笑い好き"として知られる佐々木久美だ。劇場にも通う彼女が準決勝を見てどう感じたのか? 決勝の注目ポイントから、自身の推し芸人まで語ってくれた。
■ファイナリスト7組の顔ぶれは"盤石"ですね――「ダブルインパクト」応援サポーター就任おめでとうございます。準決勝ではメモを取りながら観戦されていましたが、お笑い好きの佐々木さんには「ダブルインパクト」はどのように見えていましたか。
佐々木:まず漫才もコントも披露する賞レースを、初めて見たのですごく新鮮でした。準決勝を見るまではどういう雰囲気でみなさんやるんだろうって思っていたのですが、実際見たら「こんなに楽しい時間ってあるんだ」ってとても感動しました。
やっている方々は漫才を先に持ってくるのか、コントを先に持ってくるのか戦略的にやっていらっしゃると思うのですが、見ている方としては本当にいろんな方のいろんなネタをただただ楽しく見せていただいたという感じで。「このコンビの漫才は見たことがない」「このコンビのコントを見たことがない」という方々もいらっしゃって、新しい発見もありました。
――佐々木さんの目に新鮮に映ったのはどのコンビですか。
佐々木:決勝で残った方々でいうとスタミナパンさんです。私の勉強不足でコントのイメージがなかったんですけど、お話を聞くと、もともとコントをやっていたけれど漫才に挑戦したらM-1の敗者復活戦まで行って有名になったそうなんです。今回、準決勝で初めてコントを見せていただいたらめちゃくちゃ面白くてびっくりしました。お二人のキャラを漫才で知っていたからこそ、よりコントも楽しめました。
スタミナパン 【左】麻婆(まーぼー)【右】トシダタカヒデ 結成年:2014年 所属:ソニー・ミュージックアーティスツ
――準決勝を見ながら、決勝進出者の予想は自分の中でしていましたか?
佐々木:どのコンビもものすごく面白いというのは前提なのですが、、私はママタルトさんがすごい面白くて。絶対に決勝へ行くと思ったんですけど、厳しかったですね。
トム・ブラウンさんのコントを初めて準決勝で見たんですけど、トム・ブラウン感全開で(笑)。コントの方が漫才よりも小道具も使えるので、世界観を広げやすいじゃないですか。それを存分にやってらっしゃって、とても面白かったのですが、こちらも準決勝敗退でした。改めて決勝の7組に残るって、すごく大変なこと、漫才とコント、両方面白いって難しいことなんだなと思いました。
――ファイナリスト7組の顔ぶれ見て、どう思いましたか。
佐々木:磐石ですね。いちお笑いファンとしては、本当に第1回らしい、素晴らしいメンバーが揃ったなって思いました。M-1グランプリやキングオブコントでファイナリストになった人たちが一堂に会して戦うことってなかなかなかったじゃないですか。戦ったらどうなるんだろうって今から楽しみです。
かもめんたる 【左】岩崎う大(いわさきうだい)【右】槙尾ユウスケ(まきおゆうすけ) 結成年:2007年 所属:サンミュージック
コットン 【左】西村真二(にしむらしんじ)【右】きょん 結成年:2012年 所属:吉本興業
ニッポンの社長 【左】辻皓平(つじこうへい)【右】ケツ 結成年:2013年 所属:吉本興業
ロングコートダディ 【左】堂前透(どうまえとおる)【右】兎(うさぎ) 結成年:2009年 所属:吉本興業
――記者会見はピリピリというよりも和気藹々(わきあいあい)という雰囲気もありました。
佐々木:決勝に残った喜びもあるんですけど、みなさん楽しそうでしたね。初代チャンピオンに向けて、みんなで大会を盛り上げてるっていう感じが素敵だなって思いました。
――佐々木さん的にはピリついた大会の方がいいですか?
佐々木:応援サポーターとしては、皆さんで盛り上げてくださってる方が、楽しめるかなって思います。私も応援サポーターとして大会を盛り上げるお手伝いをちょっとでもできたら嬉しいです。
――決勝進出コンビ7組の中でも、佐々木さんがもともと好きだったコンビはいますか。
佐々木:みなさんもちろん見ていたのですが、特にセルライトスパさんはずっと好きだったコンビです。大阪を中心に活動されているコンビですけど、ネットで動画などを見せていただいていました。「そうきたか!」という予想ができない展開のネタがすごく好きです。それもこってりしてなくて、あっさりしているのにすごく笑えるというか。たぶん私のツボなんだと思います(笑)。
セルライトスパ 【左】肥後裕之(ひごひろゆき)【右】大須賀健剛(おおすかけんごう) 結成年:2009年 所属:吉本興業
――準決勝を見た中で漫才が一番印象的だったコンビ、コントが一番印象的だったコンビをそれぞれ教えてください。
佐々木:コントはセルライトスパさんです。漫才はななまがりさんです。まず、ななまがりさんのツカミが好きなんです。ネットでまとめられたツカミ集を見ちゃうぐらいで。「今日は何を言うんだろう」というワクワクがありますし、初瀬さんと一緒に「ハァー」ってやりたくなります(笑)。手数が多いですし、変わった2人組という風に見られがちなのですが、実はすごく正統派の漫才をしているという、そういう2人のギャップも好きです。

ななまがり 【左】森下直人(もりしたなおと)初瀬悠太(はつせゆうた) 結成年:2008年 所属:吉本興業
■いつもチケット争奪戦で負けているんです
――お笑い好きなのが伝わる分析ですね。佐々木さんは普段お笑いをどういう感じで見られているんですか?
佐々木:賞レースのネタがYouTubeに上がったりしたら、もう片っ端から見たり、劇場に行ったりですね。吉本興業の劇場に行くことが多いのですが、神保町よしもと漫才劇場によく行きますね。
――推しの芸人さんはいますか?
佐々木:もともとのコンビ名の魔人無骨の時代から令和ロマンさんが好きで神保町に通っていたんですけど、今の神保町だと金魚番長さんが好きです。令和ロマン目当てで劇場に通っている時に見て、とても面白いとなって3年前くらいから追っています。だから昨年のM-1の敗者復活戦出場はすごく嬉しくて。あと、ダブルインパクトの準決勝で惜しくも負けてしまったのですが、家族チャーハンさんは、いい意味で裏切られるネタの感じがすごく好きです。
――周りのアイドルで劇場に行っている人はいますか?
佐々木:日向坂46時代の後輩で平岡海月という私より全然お笑い好きな子がいて、一緒に劇場に行ったりしてます。
――吉本の劇場が主ということですが、地下ライブには行かれたりはしますか?
佐々木:地下ライブにはまだ行ったことなくて。でも50人ぐらいしか入れない劇場に行ってみたいなっていう気持ちはずっと持ってます。
――さすがにそのキャパの劇場だと、佐々木さんだってバレそうですね(笑)。
佐々木:いや絶対大丈夫だと思います! 劇場に通ってもバレてないんですよ。劇場って席と席の間が狭いじゃないですか。いつも、体をきゅっとして見ていますね(笑)。やっぱり劇場で見るのが一番面白いです。ダブルインパクトも近くで見られるのは嬉しいですね。この番組をきっかけに劇場に行ってみたいなって思う人が、1人でも増えたらうれしいです。
――今回の大会を通して、劇場に行く人も増えるかもしれませんね。
佐々木:ここに出てくれる方は私の中では鉄板メンバーで、むしろチケットを取れるのかなっていうぐらいです。いつもチケット争奪戦で負けているんですよ。M-1ツアーも行きたいんですけど、人気すぎて......。
――それでいうと、ダブルインパクトツアーもあるかもしれませんね。応援サポーターにはチケットが回ってきそう。
佐々木:いや、そこは一般で応募させてください! やっぱりお笑いファンとして、自分で応募してチケットは掴みたいんです。でもダブルインパクトは決勝進出の7組以外にも準決勝にも面白い方々がたくさん出場されていたので、ダブルインパクトツアーはぜひやってほしいです。
「アサヒビール スマドリ ダブルインパクト 漫才&コント二刀流No.1決定戦2025」
(日本テレビ・読売テレビ系)
7月21日(月・祝)よる7時より生放送
取材・文・撮影/徳重龍徳
記事提供元:週プレNEWS
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