松下由樹“恵子”を追い求めてしまう拓人“野村康太”、そして迎えた衝撃のクライマックス<ディアマイベイビー10〜12話>

恵子(松下由樹)は、抱きついてくる拓人(野村康太)を受け止める
松下由樹主演、野村康太共演のドラマ24「ディアマイベイビー~私があなたを支配するまで~」の第10〜12話がLeminoで配信中。とうとう離れ離れになった恵子(松下由樹)と拓人(野村康太)。しかし、拓人は気づけば、恵子のことを求めるようになっており。(以下、ネタバレを含みます)
人気俳優×マネージャーの歪んだ愛
本作は、テレ東×アミューズクリエイティブスタジオが共同制作した完全オリジナル漫画のドラマ化第2弾。
松下演じる芸能事務所のマネージャー・吉川恵子が、野村演じる新人俳優・森山拓人に異常なまでの愛を注ぎ、その執着が狂気へと変貌。愛が歪んでいくさまを描いている。
拓人は美羽と穏やかな日々を送っていた
第10話では、拓人が恵子を刺した事件から1年半後。拓人は、なんとか支えてくれるファンのおかげで、スターの座へと駆け上がっていた。

拓人(野村康太)は、美羽(中村ゆりか)との穏やかな日々を送る
一方、私生活では芸能界を引退した美羽(中村ゆりか)と穏やかな日々を過ごす日々。美羽には、いまだにファンからの手紙が届くも“普通の生活”に憧れている、拓人と一緒にいることが幸せと語るのであった。
しかし、人知れずいまだ恵子の記憶が刻まれている拓人。恵子を刺したとき、拓人は恵子から「逃げなさい」「私のことはどうでもいいから」と言われていたのを思い出す。そして、拓人は恵子と暮らした家へ。1人、恵子とともに囲んでいた食卓に座り「恵子さん」と呟くのであった。
拓人は恵子の“秘密の部屋”を見つけてしまう
11話では、美羽のもとに恵子が来たことを拓人が知るシーンからスタート。そこで拓人は恵子が生きていることを知り、安堵の涙を流す。

美羽(中村ゆりか)は拓人に対して不信感
しかし、これに対して美羽は、自分よりも恵子を気にかける拓人を見て「あたしの心配はないんだ…」と悲しげな様子を見せた。
この日を境に、美羽と拓人の日常は歪み始める。「あの人と出会ったことをなかったことになんかできないよ!」と叫ぶ拓人。これを聞き「私はこれからどうなるのよ?」「あんたがいる今の立場があるのは、誰のおかげだと思ってるの? 私が記者会見開いて、あんたをヒーローにしたんでしょ!?」と反論する美羽。
これを聞き、拓人は「私が、なんだね」「悲劇のヒロイン、そのポジションが欲しかったんだ」と嘲笑。美羽に対して失望したような表情を浮かべ、2人は別れることになった。
拓人、念願の恵子との再会
そんな中、拓人の前に実母・雪乃(山口紗弥加)が現れる。そして口論が発展すると、拓人に対してナイフを向ける雪乃。

拓人(野村康太)を守ろうとする恵子(松下由樹)
そこに突然恵子が現れる。そして、なんの躊躇もなく拓人の前に立ち、守ろうとするのであった。
しかし、これには拓人、逆に恵子を守ろうと抱きつく。
そして恵子との再会に拓人は戸惑いながらも、嬉しそうな様子。しかし、恵子は再び姿を消してしまった。
そして迎えた衝撃のクライマックス
この日を境に、拓人は姿を消した恵子を再び追い求めてしまう。
社長の奥村(岩谷健司)ら周囲からの制止を受けるほどに恵子を恋焦がれるようになる拓人は、あるヒントから恵子の居場所を突き止める。拓人は人気絶頂のタイミングにも関わらず、俳優を引退し、恵子のもとへと向かうのであった。
そして、拓人は念願叶って、再び恵子と暮らし始める。そこにはあの頃以上に穏やかな日々が流れていた。

拓人(野村康太)への思いを膨らませる恵子(松下由樹)
しかし、ある日の朝、突然恵子は置き手紙に「生まれてきた中で今が一番幸せです」と書き、いなくなる。そして「1番幸せな今、人生を終えたいと思います」と綴り、自らの手で命を断つのであった。
その後、拓人は恵子と住んでいた家で恵子の遺影や持ち物を祭壇のように飾り、話しかけながら生活。その姿は、不気味にも恵子が乗り移ったよう。こうして物語は幕を閉じた。
【制作・編集:WEBザテレビジョン編集部】
記事提供元:Lemino ニュース
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