苦しんだ昨年が糧「すごくつらくて、毎日涙が出る日々だった」 川崎春花が“ダイヤモンド世代”のV争い制し2季ぶりの通算3勝目
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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<ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ 最終日◇7日◇真駒内カントリークラブ 空沼コース(北海道)◇6667ヤード・パー72>
2022年10月の「マスターズGCレディース」以来となる優勝が決まった瞬間、川崎春花はキャップのつばを触りながらちょこんとお辞儀。櫻井心那、尾関彩美悠という同学年選手とともに最終日最終組でプレーし、通算3勝目をつかみとった。
「65」で回った2日目に単独トップに立つと、そこから後続のリードを許さずゴールテープを切った。最終日は1番で今大会唯一となるボギーを喫したものの、5番パー3で1メートルにつけ取り返すと、そこから9番の3メートルなど計4つのバーディを奪った。さらに8番で2メートルのパーパットを沈めるなどピンチも切り抜け、2シーズンぶりの栄冠にたどり着いた。
表彰式での優勝スピーチでは、「私自身、約2年ぶりに優勝することができてすごいうれしいですし、自分のなかで価値のある3勝目でした」と心境を明かす。また、なかなか調子があがらず未勝利だった昨年を振り返りながら、「すごくつらくて、毎日涙が出る日々だった。この経験があったから優勝できたと思える日を目指して毎日ゴルフと向き合ってきました。きょう叶ってくれてすごいうれしいです」という本音もこぼれた。
「また4勝目をあげあられるように頑張ります」。これからも同世代選手と切磋琢磨し、勝利を積み上げていく。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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