【2025年上半期】中古スマホ流通額ランキング!iPhoneが7割超、SE第3世代がトップに
スマホやタブレットは登場以来、爆発的な人気を誇り、今では人々の日常生活に溶け込んでいる。メーカー間の競争も激化しており、新シリーズや新モデルが続々と登場する時代だ。株式会社ウェイブダッシュの運営するフリーマーケットサイト「ムスビー」では今回、2025年上半期における、「中古スマホ・中古タブレット流通額ランキング」を発表した。どのシリーズ、どのモデルが人気か、また前年比で価格がどれほど変動しているのか、現在の端末類の実態をランキング形式で紹介していく。

流通額はiPhoneシリーズが7割以上で他を圧倒

今回は、スマホとタブレットの端末別で流通額ランキングが発表された。スマホのシリーズ別流通額ランキングを見てみると、「iPhoneシリーズ」が71.2%でAndroid系を圧倒し、トップということが判明。スマホの誕生以来、アップル社の信頼感は健在というわけだ。一方、「Galaxyシリーズ」や「Google Pixelシリーズ」といったAndroid系の端末の流通額はトータルで30%弱ということになる。全体で見るとランクが低いように見えるものの、安定感のあるGalaxyや広告などで人気急上昇中のGoogle Pixelは、Android系の中では高いランクを獲得した。
タブレットのランキングも見てみると、やはりアップル社のiPadシリーズが上位4機種を占める。5位にはドコモの「dtabシリーズ」が続き、Android系では唯一のTop5ランクインとなった。どの端末、どのシリーズを通しても、アップル製品は群を抜いていることが分かる。
時代を逆行?安価で小ぶりなモデル「SEシリーズ」が流通額トップに

iPhoneとAndroidでそれぞれモデル別の流通額ランキングを見てみると、iPhoneシリーズでは「iPhone SE(第3世代)」が12.4%で2位と差を開いてトップと判明。次いで2位にもiPhone SE(第2世代)がランクイン。iPhone SEシリーズの性能は新モデルと大きく劣るものの、画面が小さく安価である点が人気の理由ではないだろうか。その他の順位にも数年前のモデルが多くランクインしており、アップル社の目指すところと、ニーズの乖離を感じてしまう結果となった。

一方、Android系のモデル別流通額ランキングを見てみると、Google Pixelシリーズがツートップにランクインしていることが分かった。今ホットな「AI」を強くアピールした広告による宣伝効果は大きいのかもしれない。しかし、全体を通して僅差で競っているため、AQUOSシリーズやXperiaシリーズがいつトップ3に上がってきてもおかしくない状況と言えるだろう。
2025年下半期はiPhoneの新モデル発売が予想されているため、ランキングが大きく変動することも予想される。
出典:【ムスビー】
※サムネイル画像は(Image:「Amazon」より引用)
記事提供元:スマホライフPLUS
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