2,500m以下で襲ってくるクリーチャー なんとか逃げようとする3人 「エレベーション」本編映像
2025年7月25日より劇場公開される、アンソニー・マッキー主演のサバイバル・ホラー映画「エレベーション 絶滅ライン」から、本編映像の一部が公開された。
映像では、2500メートル以下という絶滅ラインのギリギリの地で、人類の敵である“リーパー”に追われるウィルたち3人が描かれる。何とか動かすことに成功したリフトに乗り、リーパーに襲われない2500メートル以上の場所を目指すウィルとニーナ。遅れてきたケイティもリフトに飛び乗り、何とか逃げ切れそうな様子の3人の姿が収められている。
残酷なクリーチャーのデザインを担当したのは、「猿の惑星/キングダム」「ゴジラvsコング」を手掛けたデジタル・ドメイン社。「ターミネーター」の監督ジェームズ・キャメロンと特殊効果スタッフのスタン・ウィンストンが手を組み設立されたアメリカのVFX制作会社で、アカデミー賞を3度受賞している。
デザインチームは、リーパーの解剖学的構造、動き、視覚的特性に焦点を当てた詳細なコンセプトアートから始め、威圧感のあるライオンのように、またあるときはクモのように素早く動くクリーチャーを描き出した。またV-Ray(レンダリング処理を実行するソフトウエア)による緻密なレンダリングにより、臨場感を実現。さらに、リーパーが映画のさまざまな設定に自然に溶け込むように、ライティングとシェーディングに取り組み、薄暗い室内から広大な屋外のシーンまで、不気味でリアルなクリーチャーを生み出している。
「エレベーション 絶滅ライン」の舞台は “リーパー”と呼ばれる謎のモンスターが地下穴から多数出現し、人類の95パーセントを死滅させてから3年が経過した世界。生き残った人々は、リーパーが侵入してこない標高2,500メートル以上の山岳地帯の、孤立したコミュニティで暮らしていた。ロッキー山脈の避難所で幼い息子ハンターと暮らすウィルは、妻をリーパーに殺されていた。肺の病気を患う息子の薬が不足したことから、ウィルは薬を求めて、リーパーを倒す方法を研究している元科学者ニーナらと、麓の病院へ向かうため2,500メートルのラインを越えて下山することを決意する。
「クワイエット・プレイス」「パージ」シリーズを手掛けたプロデューサーのブラッド・フラーが、「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」に主演したアンソニー・マッキーとタッグを組んだ。人類を襲うモンスターのクリーチャー・デザインには、「猿の惑星/キングダム」「ゴジラvsコング」を手掛けたクリエイターが参加している。

【作品情報】
エレベーション 絶滅ライン
2025年7月25日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国公開
配給:アット エンタテインメント
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記事提供元:映画スクエア
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