TM製のツノ型プロトタイプを途中投入!コリン・モリカワのスタッツはブレードとどちらが良かった?
<ロケット・クラシック 最終日◇29日◇デトロイトGC(ミシガン州)◇7370ヤード・パー72>
PGAツアーの最終日は、20歳のアルドリッチ・ポトギーター(南アフリカ)がトータル22アンダーでプレーオフを制して初優勝。また、今大会では19アンダーの8位タイに入った、コリン・モリカワ(米国)のパターが何かと海外メディアの注目を集めていた。理由は、キャリアでも珍しくTM製のツノ型のプロトタイプを投入していたからだ。
まずは、初日に使っていたのが、ローガン・オルソン製のプロトタイプで『OLSON 1.0』と刻印されたクランクネック・ブレード。このパターで初日のSG:パッティングは「-4.614」(156位)で、パーオンホールの平均パットも「2.00」(151位タイ)の結果だったモリカワは、2日目からパター変更。
それがTM製の『スパイダーツアープロトタイプ』で、クランクネックに幾何学模様がデザインされた、アルミニウム製ソールプレートが備えられている。複数の海外メディアが、このパターはコリンが「大学時代に使っていたヘッドに似たものを試したい」との要望から生まれたものだと報道している。
大学時代にオデッセイ『O-WORKS #7s』を使用していたモリカワにとって、ブレード型よりもツノ型の方が手に馴染むのか。コレを投入して移行のSG:パッティングは、2日目「3.095」(11位)➡3日目「0.066」(43位)➡最終日「1.802」(15位T)と、クランクネック・ブレードよりも良い結果なのは明らか。
今季SG:ティ・トゥ・グリーンが「1.405」の2位と優れたショットに対し、SG:パッティングでは現在「-0.084」の113位となっているモリカワ。ツノ型パターへの回帰は正解と言えるのか、今後の動向を注視したい。
<ゴルフ情報ALBA Net>
記事提供元:ゴルフ情報ALBA Net
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