PGAツアー新CEOのローラップ氏が2週連続でミーティング開催 全選手との面談を約束
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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先週、PGAツアーの新CEO就任が発表されたブライアン・ローラップ氏は、「ロケット・クラシック」開幕の2日前にジェイ・モナハン会長とともに選手らとミーティングを行った。
これは、先週のシグネチャーイベント「トラベラーズ選手権」に続く2度目のミーティングで、多くの時間がツアーの将来についての話し合いに費やされたという。ツアーの新しい営利団体「PGAツアー・エンタープライズ」に15億ドル(約2173億円)を投資するメジャーリーグのボストン・レッドソックスの代表であり、フェンウェイ・スポーツ・グループCEOのサム・ケネディ氏も同席した。
ローラップ氏は、今夏の正式就任までに100人の選手と直接面談する計画を明かし、就任後には全選手との面談を約束した。面談では、選手に次の3つの質問を投げかけるという。
・我々のいいところは何か?
・我々が行っていることで良くないことは何か?
・我々は何を改善すべきか?
計画の詳細については深入りを避けたものの、2030年末に期限を迎える次のメディア権交渉の重要性を強調。また質疑応答では、LIVゴルフとの交渉状況にも触れ、「現在は硬直状態だが、交渉は前向きだ」と説明した。
そのほか、選手からはシグネチャーイベント、フェデックス・ポイント、来季のシード選手の削減についてなど、様々な質問が投げかけられた。
現コミッショナーのジェイ・モナハン氏は2026年末の任期満了後に退任し、その後はローラップ氏がコミッショナーとなる。ローラップ氏がCEOとして正式に活動を開始した後は、モナハン会長からの引き継ぎを日々進める期間となる。(文・武川玲子=米国在住)
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