竹田麗央の独特ネーミングセンスに、山下美夢有の新たな一面 “女王ペア”でいざダブルス戦へ
<ダウ選手権 事前情報◇24日◇ミッドランドCC(ミシガン州)◇6287ヤード・パー70>
日本ツアーの女王経験者2人が、最強コンビを組む。2022年、23年の年間女王・山下美夢有と24年の女王・竹田麗央が、米ツアー唯一のダブルス戦でペアになった。
もともと出場を考えていなかった竹田を、山下が「(相手が)決まっていなかったら一緒にやろう」と誘ったことで実現。飛ばしの竹田、正確性の山下とプレースタイルは「全然違う」が、「雰囲気やリズム的な感じも似ているのですごく回りやすい」と感じている。
今大会は雰囲気も“お祭り”のようで、通常とはひと味違った試合。チーム名をつけ、テーマ曲を選ぶのも見どころのひとつだ。それにあたり竹田はチーム名、山下はテーマ曲を担当した。
「“山田”です」。竹田からそうチーム名を伝えられたとき、山下はその由来にピンとこなかった。ただ、山下の“山”と竹田の“田”をつなげたことを理解して大笑い。「そういうことねって。めっちゃ爆笑しました。なんかもう、想定外すぎて(笑)」。和テイストが強めな、竹田の独特ネーミングセンスは山下の笑いのツボを押さえた。
一方、入場曲はというと、“ミセス”こと日本のロックバンド・Mrs.GREEN APPLEのデビュー曲『StaRt』を選んだ。これに関しては「けっこう聴いていて。ファンクラブもちゃっかり入ってます(笑)。なかなかチケットが取れないから…」という衝撃告白も。新たな一面を知れるのも、この大会ならではだ。
ともに日本ツアーの女王に輝き、いまは“同期”として米ツアーで戦っている。「麗央ちゃんとは話す機会もあまりなかったし、これを機にもっとコミュニケーションを取り合って。優勝を目指して頑張りたい」(山下)、「ペア戦なのでいつもと違う楽しさがある。美夢有さんと一緒に楽しめたら」(竹田)。初日はジーノ・ティティクル(タイ)、イン・ルオニン(中国)という前年優勝チームと同じ組になるなど、注目度もバツグン。女王ペアという最強コンビを、世界に見せつけたい。(文・笠井あかり)
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