8年の月日を要したポテトチップス 湖池屋が高級品種を使用して商品化 数量限定で受注販売
日本で初めてポテトチップスの量産化を実現した湖池屋(東京)は、プロジェクトのスタートから8年の月日を要した、ポテトチップス「湖池屋ファーム ボンノット ロレーヌの岩塩」と「湖池屋ファーム ボンノット 牡蠣のコンフィ」の2種を発売する。

同商品は、1キロ約7万円の高額で取引されたこともある、フランスで栽培されてきたじゃがいも品種の「ボンノット」を使用する。同品種は、現地では海に近い土地で海藻を混ぜて育てられており、強いうま味とほんのりとした塩味、木の実のような風味を感じることが特徴とされている。ただ、繊細で非常に揚がりにくいため、従来はポテトチップスには向かない品種とされていた。
しかし、同社がこれまで培ってきたノウハウと技術を注ぎ込み、丁寧に揚げることで、世界最高クラス品種の味わいをポテトチップスにすることに成功した。
フレーバーは、フランス ロレーヌの岩塩で引き立てた「ロレーヌの岩塩」と、同品種との相性が良いとされる牡蠣(カキ)のうまみを使い、海を感じる独自の味わいを引き立てた「牡蠣のコンフィ」の2種で、形状は、崩壊感(サクサクしつつもホロッと崩れるような食感 )のある波型のクリンクルカットのチップスを採用し、じゃがいもの味わいがかむほどにふわりと広がるように仕上げた。
ポテトチップスには一家言持っている舌が肥えてる人からそうでない人まで、ポテトチップスの概念が変わるかもしれない。一度は味わってみたいものだ。
販売は、7月3日(月)正午から湖池屋オンラインショップで1万セット限定の受注販売。1箱・4袋入(55g/袋)、価格は2500円税込み(送料別)。事前に同オンラインショップへの登録を行い、販売前日と当日のお知らせに従って購入する。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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