満員電車『イラッ』1位は…?調査で分かった通勤ストレスの正体
毎日電車通勤している人は、朝夕のラッシュ時に起こる他人の行動に一度はイラッとしたことがあるのではないだろうか。株式会社ビズヒッツは「電車通勤中にイラッとする人に関する意識調査」を実施。どのような場面でイラッとするのか、イライラした場合の対処法はどうしているのか見てみよう。
電車通勤中に起こるイライラの原因1位は「動こうとしない人」

株式会社ビズヒッツが運営するBiz Hits Career blogは、電車通勤をしている500人に「電車通勤中にイラッとする人」についてアンケート調査を実施し、その結果をランキング形式で発表。
電車通勤中の9割以上の人がイラッとすることがあると答え、どのような瞬間にそのように感じるのか尋ねたところ、「動こうとしない」が18.0%で1位だった。「混雑した電車のドア前に陣取り、ドアが開いても動かない人」(50代男性)のコメントにもあるように、ドア付近や通路の入り口付近など出入りしている人の邪魔になるような場所からかたくなに動こうとしない人がいる場合、他者への配慮に欠ける行動として周囲にストレスを与えているようだ。
続いて「声が大きい」15.6%で2位、「座席をつめない」14.6%で3位、「イヤホンから音漏れしている」12.4%で4位、「荷物が邪魔になる」11.8%で5位となった。ほかにも「匂いがきつい」「無理やり乗り込んでくる」「咳エチケットを守らない」などの意見も。
TPOをわきまえない振る舞いやマナー違反、自己中心的な態度として受け取れる行動は、周りに不快な思いをさせてしまい、それがイライラの原因になっていることがうかがえる。
通勤中にイラッとしたときの対処法は「我慢する」が58.2%で最多

電車通勤中にイラッとした人への対処法はどうしているのかを尋ねると、1位は「我慢する」58.2%で全体の約6割を占め、2位は「その場から離れる」24.4%という結果に。「トラブルになりたくないので、我慢する」(40代女性)、「車両を変える。視界に入るとイライラするから」(30代男性)といったコメントも寄せられ、多くの人が相手にどうしてほしいのか伝えることなく、我慢をして過ごすことが読み取れる。
満員電車の混雑そのものがパーソナルスペースを侵す状態でありストレスを感じる人が多いが、その中で迷惑になる行為や配慮のない行動がさらにイライラの原因につながってしまうのだろう。
電車通勤は毎日のことだからこそ、周囲への思いやりや気遣いを持ち、マナーを守って過ごしていきたいものである。
出典:【Biz Hits Career blog】
※サムネイル画像(Image:WildSnap / Shutterstock.com)
記事提供元:スマホライフPLUS
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