家族の借金、父のDV、貯金ゼロへ…武田修宏が“波乱万丈の半生”を激白！

「じっくり聞いタロウ～スター近況㊙報告～」（毎週木曜深夜0時）。6月19日（木）の放送は、「実家が貧乏だった新旧チャラ男芸能人SP」をお届け！

【動画】家族の借金、父のDV、貯金ゼロへ…武田修宏が“壮絶な貧乏話”を激白＆中1で一人暮らし…芸人の衝撃貧乏生活


平成を代表するチャラ男だったサッカー元日本代表の武田修宏は、静岡県出身。
長距離トラック運転手の父親と看護師の母親の次男として生まれ、兄と祖母の5人家族で暮らしていた。
しかし、ギャンブル好きの父が母に暴力を振るうようになり、借金取りも家に来るように。家が差し押さえとなり、両親は離婚。武田は母・兄・祖母の4人暮らしとなるが、看護師の母は夜勤があって不在がち。兄と2人で祖母の介護をしていたという。

そんな武田の心のより所が、小学1年生の時から始めたサッカーだった。家に帰りたくないという気持ちからサッカーの練習に明け暮れ、才能が開花。16歳の時、ジュニアユース日本代表に選ばれる。

武田には、サッカー選手、タレントとしてのキラキラしたイメージがあるため、MCの名倉潤は「そんな苦労してると思ってない。チャラついた男やな」と思っていたそう。彼の貧乏話を聞き、驚く一幕も。
そんな中、武田はサッカーをきっかけに、離婚後、疎遠だった父と再会を果たす。
武田は高校1年生の時、「全国高等学校サッカー選手権大会」に出場。全国中継された決勝戦で活躍する武田の姿を見た父が母に「もう1回やり直すから！」と連絡し、籍を入れ直したという。「サッカーをやったおかげで家族の絆も戻った」と話す武田。


20歳までは父のことを恨んでいたが、「日本代表になれたのは、苦労してメンタルが強くなったから」と思い直し、感謝の気持ちに変わったという。
貧乏だった名倉も武田と同じような気持ちになったそうで、芸人として売れた時、親に感謝して東京に呼んだとか。

その後、プロサッカー選手として活躍していた武田は、伯父が税理士をやっていたため、信頼して貯金を全額預けることに。しかし伯父は、その貯金を増やそうと投資したものの失敗してしまい、さらに、パーキンソン病に罹って余命1年の車イス生活に。
武田が34歳で戦力外となった時、1億5000万円あった貯金がゼロになっていることが発覚する。

無一文となった武田は、単身でパラグアイのチームに移籍するなどして現役を続行するが、2001年、日韓ワールドカップ開催を前に引退。サッカー解説者に転身した。