【粉まみれもやしソバ】ピエール瀧さんの週プレ新連載『萌え萌やしソバ探訪録』をリスペクト。ジャンク感炸裂な渾身のバカレシピ!<野島慎一郎のバカレシピ>
独創的なバカレシピを続々と開発している野島慎一郎氏
『週刊プレイボーイ』で「激ウマ!! バカレシピ研究所」を連載中のB級フード研究家・野島慎一郎(のじま・しんいちろう)さん。今回の"バカレピ"は、もやしソバ好きの電気グルーヴ・ピエール瀧さんをリスペクトした「粉まみれもやしソバ」!
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【今回の食材】
・ニュータッチ 横浜もやしそば(ヤマダイ) 1個
・片栗粉(水溶き不要タイプ) 適量
・ガーリックパウダー 適量
・粉チーズ 適量
野島 ちょっと、助手くん! 週プレでピエール瀧さんの連載が始まってるじゃないか!
助手 『萌え萌やしソバ探訪録』ッスね。野島さんは電気グルーヴの大ファンでしたっけ。
野島 そう! それこそ中止になってしまった結成30周年記念ツアーなんかも参加予定でしたよ。その代わりに『【平成レトロ】博物館』の山下メロさんと吉祥寺の関連DJイベントに遊びに行ったりしたなあ。というわけで、今回は瀧さんをリスペクトし、もやしソバのバカレシピを作りますよ。
助手 おお、いいッスね!
野島 今回ベースとするのはニュータッチの横浜もやしそば。ニュータッチは凄麺シリーズが人気だけど、ノスタルジック系のカップ麺もウマいんですよ。
助手 たまに食うと最高ッス! 早く熱湯を注いで食べましょ!
野島 待って! ただ作るだけじゃリスペクトが足りない。ふたりでケンタウロスの着ぐるみを着てから作りましょう。
助手 こんな狭い場所でふたりもケンタウロスになったら、まともに調理なんてできねーだろ!
(1)熱湯! ニュータッチ 横浜もやしそば(ヤマダイ)を開封したら手順どおりに調理を進めよう。熱湯を注いで3分待ち、粉末スープを入れる段階まで進んだらいったんストップだ
(2)とろみ! (1)に粉末スープを入れたら水溶き不要タイプの片栗粉も入れてよくかき混ぜ、通常よりもスープにとろみをつけよう。仕上げに液体スープを入れるのも忘れないように
野島 それではカップ麺を普通に作り、粉末スープを溶かす段階で片栗粉も追加しますよ。
助手 スープのとろみをブーストさせるんッスね。
(3)振りかけ! さらにガーリックパウダーを山のように振りかけ、その上から粉チーズも振りかければ完成。ガーリックパウダーの刺激は凶悪だが、今回はあえてその刺激を楽しもう!
野島 次はガーリックパウダーを振りかけます。ここから二郎系もやしソバに転生させるがごとくガッツリ入れましょう。たとえるなら〝富士山〟のように!
助手 これまた電気グルーヴリスペクト!
野島 そして仕上げは粉チーズです。富士山に積もる雪のように上から振りかけますよ。
助手 あれっ......今回の食材って粉ばかりじゃん! これは、どんな理由が?
野島 ピエール瀧さんは大の野球好きなので、ロジンバッグ(滑り止め剤)もイメージしてみました。ここは本物のロジンバッグを丸ごとトッピングしたほうがいいですかね?
助手 それは食い物じゃないのでアウトだろ!
(4)完成!「粉まみれもやしソバ」
(5)食べる! 食べる際には全体をよくかき混ぜ、粉末スープをしっかり溶かしてから食べてもいいが、粉末っぽさを残しながら食べるのもアリ。これがバカレシピ流の萌え萌やしソバだ!
野島 おっと、麺が伸びちゃうからそろそろ食ってくれ!
助手 うおおっ! ガーリックが二郎系のマシマシ以上に強烈すぎて笑っちゃうけど、意外と粉チーズで中和されるから不思議。しかも、チーズのコクも感じつつ麺にどっぷり絡むし、もやしの食感も最高!
野島 この凶悪なガーリック感がいいんですよね。助手くん、もっと足してあげますよ!
助手 これ以上はむちゃッス!
野島 おい! そこは「もうええでしょう」だろ!
撮影/野島慎一郎
記事提供元:週プレNEWS
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