カンフー&ヘヴィメタルの奇想天外コメディ「エストニアの聖なるカンフーマスター」が配信開始
「ノベンバー」で高く評価されたエストニアの奇才ライナル・サルネット監督が、カンフーとヘヴィメタルを愛する青年の成長を描き、エストニアのアカデミー賞といわれるEstonian Film and Television Awards 2024で作品賞など最多9部門を受賞した「エストニアの聖なるカンフーマスター」。6月20日(金)に配信(セル・レンタル)がスタートした。
主人公ラファエル役を若き個性派俳優ウルセル・ティルク、彼が恋するリタ役を「ファイアバード」のエステル・クントゥが務め、音楽は日本国内外で活躍する日野浩志郎が担当。EFTA2024でティルクは最優秀男優賞、日野は音楽賞に輝いた。
“エストニアのギレルモ・デル・トロ”というべきサルネット監督の奇想天外な青春コメディを、配信で何度も楽しみたい。
Story
皮ジャンを着た3人のカンフーの達人が、ラジカセでメタルを鳴らしながら宙を舞い、国境警備隊を壊滅状態に追い込む。奇跡的に生還した警備隊の青年ラファエルは、その日以降、禁じられたカルチャーであるブラック・サバスの音楽やカンフーに熱中。しかし見様見真似のカンフーでは女性を一人も射止められず、空回りの日々を送ることに。
そんな中、偶然通りかかった山奥の修道院で、見たことのないカンフーを扱う僧侶たちに出会ったラファエル。即座に弟子入りを志願するが……。
「エストニアの聖なるカンフーマスター」
監督・脚本:ライナル・サルネット
製作:キッサ・カトリン
撮影:マート・タニエル
振付:サーシャ・ペペリャノフ
音楽:日野浩志郎
エグゼクティブ・プロデューサー:久保浩章、小田寛子
出演:ウルセル・ティルク、エステル・クントゥ、カレル・ポガ、インドレク・サムル
© Homeless Bob Production / White Picture / Neda Film / Helsinki Filmi
記事提供元:キネマ旬報WEB
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