台湾・韓国・中国で大ヒット 時空を超えた恋愛ミステリー 「劇場版 時をかける愛」公開決定

台湾でテレビの視聴率1位を記録し、”台湾版エミー賞”と呼ばれる第55回金鐘奨で作品賞、主演女優賞、脚本賞、革新的作品賞の4冠を受賞したテレビドラマ「時をかける愛」の続編として、スケールアップした世界観で映画化された「劇場版 時をかける愛」が、2025年9月12日より劇場公開されることが決まった。
時空を超えた恋愛ミステリードラマ「時をかける愛」の人気は、韓国でアン・ヒョソプ、チョン・ヨビンをキャストに迎え、「いつかの君に」と題したリメイク版ドラマが制作されるなどアジアに拡大。そんな人気ドラマの続編として映画化された「劇場版 時をかける愛」は、台湾で2023年国内映画年間興行成績2位を記録し、中国や韓国でも熱狂的に迎えられ、中国での興行収入は70億円を突破、韓国でも公開1カ月で32万人を動員するヒットとなった。
「劇場版 時をかける愛」の物語の始まりは2009年の台北。17歳の黄雨萱(ホァン・ユーシュエン)とコーヒー店で出会った28歳の李子維(リー・ズーウェイ)は、初めて会ったのに、まるで何年も前から知り合いだったかのような感じを抱く。やがて交際を始めた2人だったが、2014年に李子維がビルから転落死してしまう。大きなショックを受けた黄雨萱は、心の整理をつけるため上海へ赴任することに。3年後のある朝、黄雨萱が出勤すると、オフィスに差出人不明の小包が届く。その中には、「LAST DANCE」のカセットテープとウォークマンが入っており、そのテープを再生すると、黄雨萱は転落事故が起きる3日前の台北にタイムスリップして、しかも自分とまったく同じ顔をした、李子維の幼なじみである陳韻如(チェン・ユンルー)という女性になっていたことがわかる。
主演は、本作で人気が沸騰し、台湾では“国民的彼氏”と呼ばれるシュー・グァンハン(グレッグ・ハン)。藤井道人監督が手がけた日台合作映画「青春18×2 君へと続く道」では、清原果耶とともにダブル主演を務めた。もう1人の主演は、本作で2度目の金鐘賞主演女優賞受賞を獲得した台湾のトップ女優であるアリス・クーが務めている。


【作品情報】
劇場版 時をかける愛
2025年9月12日(金)よりシネマート新宿ほかにてロードショー
配給:アット エンタテインメント
© Wanda Pictures Co.,LTD
記事提供元:映画スクエア
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