日本勢ですでに全英女子出場権を手にしている13名は? サントリーLで優勝の高橋彩華ら5名が追加
<宮里藍 サントリーレディス 最終日◇15日◇六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6558ヤード・パー72>
今大会の結果により、新たに日本ツアーメンバー5人が7月31日開幕の海外メジャー「AIG女子オープン」(全英、ウェールズ、ロイヤル・ポースコールGC)の出場権を手にした。
まずは大会上位2名に与えられる権利により、優勝した高橋彩華、そして2位の岡山絵里がウェールズ行きのチケットを手にした。予選落ちに終わった2022年大会以来2度目の出場となる高橋は、「絶対に(全英に)行きたいという気持ちがあったので、有言実行できて自信になった。今年はしっかりと戦えるように頑張りたいです」と意気込んだ。また岡山は52位だった18年大会以来こちらも2度目の出場となる。
さらに今大会終了時のメルセデス・ランキング上位(有資格者除く)の枠に入った3名も確定。1位の佐久間朱莉、2位の神谷そらと5位の小祝さくらが名を連ねた。3位の申ジエ(韓国)は歴代優勝者の権利で、4位の高橋は今大会優勝者のため、小祝まで権利がおりてきた。
これにより、すでに13人の日本勢が本戦出場権を手にしている。歴代優勝者(19年)の渋野日向子や、過去5年間のメジャーチャンピオンとして西郷真央(25年シェブロン選手権)、古江彩佳(24年エビアン選手権)、笹生優花(21、24年全米女子オープン)は権利を有している。
また昨年大会で7位になった岩井明愛は前年10位タイまでの資格で、畑岡奈紗は昨年の米ツアーポイントランク上位35位の枠でエントリーできる。竹田麗央は今季米ツアー優勝者や、昨年の日本ツアー年間女王の資格で、また岩井千怜も今季のツアー優勝者として出場する。
出場枠はまだ残されており、7月7日時点の米ツアーポイントランキング上位25名や、6月30日時点の世界ランキング50位までの選手などが今後追加される。そのため、さらに日本選手の名前が増える可能性もありそうだ。
【AIG女子オープンの出場権を持つ日本選手】※6月15日現在
渋野日向子(歴代優勝者)
西郷真央(過去5年間のシェブロン選手権優勝者など)
古江彩佳(過去5年間のエビアン選手権優勝者など)
笹生優花(過去5年間の全米女子オープン優勝者など)
畑岡奈紗(昨年の米ツアーポイントランク上位35位以内)
岩井明愛(昨年大会10位以内)
岩井千怜(今季米ツアー優勝者)
竹田麗央(今季米ツアー優勝者など)
高橋彩華(サントリーレディス上位2名)
岡山絵里(サントリーレディス上位2名)
佐久間朱莉(6月15日時点の日本ツアーポイントランク上位)
神谷そら(6月15日時点の日本ツアーポイントランク上位)
小祝さくら(6月15日時点の日本ツアーポイントランク上位)
<ゴルフ情報ALBA Net>
記事提供元:ゴルフ情報ALBA Net
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。