“ベラボーな”作品で「時代を創造する者は誰か」を問う 第29回岡本太郎現代芸術賞、作品募集をスタート
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岡本太郎記念現代芸術振興財団 岡本太郎記念館・川崎市岡本太郎美術館は、第29回岡本太郎現代芸術賞への応募作品を、6月30日(月)から8月31日(日)まで募集する。
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岡本太郎記念現代芸術振興財団 岡本太郎記念館・川崎市岡本太郎美術館は、第29回岡本太郎現代芸術賞への応募作品を、6月30日(月)から8月31日(日)まで募集する。
1954年、岡本太郎氏43歳のときに出版された『今日の芸術』。この本には、「時代を創造する者は誰か」というサブタイトルがつけられていた。1996年に84歳で亡くなった同氏。その直後、岡本太郎記念現代芸術大賞(2006年 岡本太郎現代芸術賞に改称)、通称「TARO賞」が創設された。岡本氏の遺志を継ぎ、正に「時代を創造する者は誰か」を問うための賞は、今年第29回を迎える。
応募規程に沿う作品であれば、その形状、技法等は自由。美術のジャンル意識を超え、審査員を驚かす「ベラボーな」(岡本氏がよく使った言葉)作品の応募を呼び掛けている。
賞・賞金は、「岡本太郎賞」(200万円・1人)、「岡本敏子賞」(100万円・1人)、「特別賞」(総額50万円・若干名)。太郎賞・敏子賞の受賞者2人には、岡本太郎記念館で作品展示の機会が与えられる。入選作品が決定した時点で入選者全員に10万円を授与。太郎賞・敏子賞・特別賞の賞金はこれに上乗せして支給する。
入選・入賞作品は、さまざまな機会で公表するとともに、2026年1月31日(土)~3月29日(日)に川崎市岡本太郎美術館で開催予定の「第29回岡本太郎現代芸術賞展」に展示する。会期中には、来館者による入選作品の人気投票も行い、上位者には記念品を贈呈する。
詳細は、川崎市岡本太郎美術館ホームページに掲載している。なお、2026年度のTARO賞は休止する予定。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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