パパイヤ発酵食品FPPが「核内Nrf2量増加剤」として特許取得、抗酸化機能の中心となる
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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大里研究所によって開発された発酵食品、FPPが、生体防御機構のキーである転写因子Nrf2を活性化する「核内Nrf2量増加剤」として新たに特許を取得しました。
概要
登録日:2025年4月23日特許番号:7671550
発明者:マロッタ フランチェスコ、林 幸泰
詳細URL:https://www.ori-japan.com/news/results/fppnrf2.html
FPPの抗酸化・免疫調整作用と核内Nrf2の活性化
イタリアのReGenera R&D International for Aging Interventionとの共同研究の結果に基づく本特許では、中高年がFPPを摂取することで、Nrf2の活性化による遺伝子の発現量が統計的に有意に上昇することが確認されました。これは、FPPが持つ抗酸化・抗炎症・免疫調整といった複合的かつ多面的な作用が、Nrf2の活性化を通じて発揮されている証拠となります。Nrf2の役割とFPPによる活性化効果
Nrf2活性は加齢と共に低下しますが、その活性化は、酸化ストレス抑制や動脈硬化・心血管疾患・神経変性疾患の予防、さらには老化進行抑制に深く関与します。今回の特許登録をきっかけに、FPPが加齢により低下するNrf2活性を回復し、抗酸化機能や免疫機能を維持・強化することが科学的に証明され、FPPの追加的な健康利益が明らかにされました。FPP、加齢と健康に対する新たな可能性
本研究結果は、FPPが加齢に伴う免疫機能低下の抑制や感染症予防、健康寿命延伸を促進する可能性を示唆しています。大里研究所は、超高齢社会における医療の効率化とシニア世代の健康を守るために引き続きFPPのさらなる応用と研究を進めます。関連リンク
大里研究所URL:https://www.ori-japan.com/記事提供元:prenew 最新のニュース一覧
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