最強4人組のロック・ドキュメンタリー「ザ・フー キッズ・アー・オールライト」が日本劇場初公開
ブリティッシュ・ロックの黄金期を牽引したザ・フーのドキュメンタリー「ザ・フー キッズ・アー・オールライト」(1979)が、9月26日(金)より角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMA、アップリンク吉祥寺などで公開される。メインビジュアルと場面写真が到着した。
ザ・フーの代表曲のライブパフォーマンスを中心に、プロモーションフィルム、インタビューなどを交えて構成した本作。1978年5月のシェバートン・スタジオでの演奏では、その3ヵ月後に32歳で亡くなるドラマーのキース・ムーンが最後の入魂プレイを見せている。
監督のジェフ・スタインは、「直線的な年代順のドキュメンタリー」ではなく「フィルムによるロックンロール復活集会」「スリル満点のジェットコースター」を具現する作品を目指したという。「ザ・フー キッズ・アー・オールライト」は1979年、バンドのアルバム『四重人格』を原作とした映画「さらば青春の光」と同時に封切られたが、日本では未公開のままだった。
このたび到着した日本版ビジュアルのキャッチコピー「老いる前に死にたいね」は、ザ・フーの代表曲である『マイ・ジェネレーション』の一節「I hope I die before I get old」から採っている。バンドのレコードデビュー60周年にしてメンバーのピート・タウンゼントが80歳を迎えた2025年、全歌詞字幕付きのHDレストア版で日本劇場初公開となる。
「ザ・フー キッズ・アー・オールライト」
監督:ジェフ・スタイン
音楽監督:ジョン・エントウィッスル(ザ・フー)
出演:ザ・フー(ロジャー・ダルトリー、ジョン・エントウィッスル、キース・ムーン、ピート・タウンゼント)、リンゴ・スター
原題:The Kids Are Alright
1979年/イギリス/英語/110分/5.1ch
配給:オンリー・ハーツ 営業:トリプルアップ 宣伝:ブライトホース・フィルム
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記事提供元:キネマ旬報WEB
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