なんじゃこれ!? 軟鉄鍛造人気の起点『X FORGED』に、『MAX』と『MAX STAR』を追加!?
今週の女子ツアー「宮里藍サントリーレディスオープン」の会場で、キャロウェイの新作アイアンの未発表プロトタイプをキャッチした。同社契約の六車日那乃が試していたのは、バックフェースに黒字で『X FORGED』の刻印があるもの。そして、その上に『MAX』の文字が!
『X FORGED』と言えば、昨年春にジャパン企画で抜けの良いソールに生まれ変わり、こぞって海外男女の有力選手たちから好まれ大ヒットしたことも記憶に新しい。ここ一年ほどの軟鉄系人気の起点となったアイアンだが、今回は『MAX』が付くだけあって80mm前後の安心感あるサイズに見え、バックフェース下のトウとヒールに大きな穴があり、周辺重量配分で寛容性を高めた模様で、ソールの削りも健在。
これまで2021年モデルの『APEX』を愛用していた六車だが、かなり強めの雨もモノともせず試打開始。最初に9番を2球打って「すごくいい」とすぐ気に入った様子で、試打終了後も大きな目をさらに見開いて「ホントにいいです」と絶賛していた。
「打つ前はヘッドが薄くて、7番が特に立っている感じがして『自分には合わないかな』と感じたけど、打ってみると打感はいいし球も上がって、しっかり飛んでいたしすごくいい感覚でした。打感は一番気になっていたけど大きなギャップもなかった。ずっとキャビティっぽいのしか使ったことがなかったので、あんまり……と思っていたけど、すごくいい感じでした。9番は見た目もやさしく感じました。(現在は8番からなので)7番は難しそうに感じたけど、顔もいいので入れてみても、大きく変わらずに使えるかなと。慣れたらすぐ『替えたい』と思うクラブでした」(六車)
また、『X FORGED MAX』を試した『APEX DCB』ユーザーの河本結もこう言う。「やさしさを感じるヘッドで打ちやすい。バランスもいい。ヘッドは大きめだけど、スイング中に大きさは感じないので、振りやすい。打感が柔らかくて(ボールが)ずっとヘッドに乗っている感じで、インパクト(ゾーン)が長いのもいい。フェースの食いつきは好きですね」(河本)
そして、もう一つキャロウェイのバスで発見したのが、さらに大きく見えてバックフェースが壁のように見える『X FORGED MAX STAR』だ。こちらは壁の内部が空洞になったポケットキャビティで、トウ側に『X FORGED MAX』よりも大きな切削での『X』マークがかなり目立つ特徴的なデザインだった。これらのモデルも海外選手が使うことになるのか、引き続き注目が必要だ。
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