岡本綾子のゆったりリズムの力感のないスイングを現役女子プロも参考にしていた!【女子プロに直撃】
1980~ 90年代に活躍し、米女子ツアー賞金女王にも輝いた岡本綾子だが、そのスイングを現役の女子プロたちは大いに参考にしているという。どの点を意識しているのか? 直撃取材した。
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岡本のスイングを参考にする女子プロは多いが、岡本からスイングリズムを褒められたことがあるというのは木村彩子。「岡本さんはどの番手もコンパクトにゆったり振っている。それは私が一番意識していることだし、『ゆったりしたいいリズムで振っているね』と褒めてもらうこともありました。岡本さんのように、切り返しが早くならないように、トップで止まってから打つ練習をやっています」。
直接アドバイスをもらったことがあるというのは永峰咲希。「響いたのは、『手首がすごく大切』という言葉。傘で松ぼっくりをいい音をさせて打つのを見て驚きました。私の場合、上手くリリースできなくて上体が突っ込むクセがあるので、手首の使い方を参考にしています。お目にかかったとき『手首がすごく大事。鍛えて太くしなさい』とのアドバイスもいただきました」。
また、渡邉彩香は、「リズムがゆったりしていて打ち急ぐことなく、ドライバーからショートアイアンまで一定に振っている印象がありますね。なるべく打ち急ぎたくないけど、私はつい力感が強くなってしまうので、あのリズムを参考にしたいです」という。申ジエは「動画などで岡本さんのスイングを見たことがありますが、手首を柔らかく使って球を捉えるテクニックは、すごい」と絶賛していた。力感なくゆったり振るスイングに憧れる女子プロは、今でも大勢いるようだ。
■岡本綾子
おかもと・あやこ/ 1951年生まれ、広島県出身。飛距離を武器に国内ツアー44勝、米ツアー17勝を挙げたレジェンドゴルファー。87年には日本人初の米国女子ツアー賞金女王に輝いたほか、日本ツアーの永久シード権も持つ。ダイワボウホールディングス所属
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