「あいつのせいで、俺もおふくろも迷惑したんです」兄への思いを語る純(勝地涼)『飛鳥クリニックは今日も雨』第6話

『飛鳥クリニックは今日も雨』
新宿歌舞伎町で看板のない何でも屋を営む主人公のリー(森山未來)が、詐欺や未成年売春といった事件の真相に迫る『飛鳥クリニックは今日も雨』が映像配信サービス「Lemino(レミノ)」にて配信された。
東洋一の歓楽街・歌舞伎町で看板のない何でも屋を営むリーのもとには、いわく付きの事件が次々と持ち込まれる。事件には多様な動機を持つ人々たちが蠢いており、背景を読み解きながら落とし所を探らねばならない。そうしなければトラブルは無用に拡大し、解決どころではなくなるからだ。落とし所は、経験と勘から導き出される。若き日のリーには、落とし所の判断を誤り、同棲していた恋人を失った経験があった……。
「あいつのせいで……」語られる兄への思い
第5話では、若き日のリーと美香(馬場ふみか)の8年前の出来事が語られた。第6話は、木村(音尾琢真)を見つけるため売春現場へと乗り込む若き日のリーと純(勝地涼)の姿が描かれる。
リーの仕事相手に「お前名前なんていうの?」と聞かれた純は「リーくんの兄弟分の純です。以後お見知りおきを」と答える。「いつから兄弟分になったんだよ?」と思わず苦笑するリー。「誰かに似てるんだよな、名字は?」と聞かれ「言わなきゃだめっすか?」と渋い顔をする純に、リーは「そんな変な名字なの?」と茶化してみせる。
純が「武村です」と答えると「もしかして武村くんの弟さん?」と聞かれる。「だから言いたくなかったんだよ」と立ち上がり嫌そうな顔をする純。「そんなに有名なんすか?こいつの兄ちゃん」とリーが尋ねると、「俺たちの世代では一番だな」と純の兄がヤクザになったことを明かす。「あいつのせいで、俺もおふくろも迷惑したんです」と純の兄に対する思いが語られた。

『飛鳥クリニックは今日も雨』
【制作・編集:All About編集部】
記事提供元:Lemino ニュース
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