「道の駅おがわまち」がリニューアルオープン 家族で1日楽しめる「“食×工芸”体験型パーク」が誕生
埼玉の人気の「道の駅」が新たなお出かけスポットとして生まれ変わる。
2024年5月から再整備を進めてきた「道の駅おがわまち」 (埼玉県小川町)が、5月30日(金)にリニューアルオープンする。今回のリニューアルは、観光と産業の拠点づくりをめざして小川町が、1990年11月に開館した「埼玉伝統工芸会館」(道の駅おがわまち)を再整備する取り組みとして進めてきたもの。
リニューアルで新たに整備した「産業地域振興施設」では、「物販エリア」と「お食事処」を併設。「物販エリア」には、豊かな自然に育まれた小川町の食材をはじめ、埼玉県内はもちろん、全国各地の生産者から届く野菜や果物などの農産物、畜産物、各種加工品が並ぶ。特に、埼玉を代表する農産物のネギ、芋、発酵食品などの特産品を使用した同駅オリジナルの土産品はお薦め。また、約140席を用意している「お食事処」の「里山ごはん食堂」では、有機農家の野菜や深谷ねぎ、発酵食材など地元食材を使ったグルメを存分に堪能できる。
さらに、「手漉き和紙と有機の里」をコンセプトに掲げる小川町では、町の伝統産業である“手漉き(すき)和紙”を体験できる和紙工房や和紙売店などを備えた既存建物の改修を行い、元の埼玉伝統工芸会館を「伝統工芸施設」に改修。より多くの人々が「小川和紙」に触れ、学び、体験して、小川町の「食」と「文化」を丸ごと楽しめる「“食×工芸”体験型パーク」に生まれ変わらせた。
また、道の駅を起点に小川町を観光してほしいと考え、隣接する施設では、電動の自転車・トゥクトゥク・キックボードの貸し出しを行うほか、「ふれあい広場」(ふわふわドーム・コンビネーション遊具)や道の駅と槻川(つきかわ)を結ぶ遊歩道を設置。今後は、槻川を活用したバーべキュー場も開設予定で、道の駅一帯が観光・体験・交流のハブとして機能する“地域回遊拠点”へと進化していく。
なお、5月30日(金)のオープン当日は、11時からのリニューアルオープンを前に、10時から開業式典として関係者らによるテープカットなどを実施する。一般来場者も参加できる。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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