「暑いと思わずに…」岩井千怜、“心頭滅却”で耐えたメキシコの熱波
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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<リビエラマヤオープン 2日目◇23日◇エル・カマレオンGC(メキシコ)◇6583ヤード・パー72>
首位タイでスタートした岩井千怜だったが、この日は苦戦を強いられた。1バーディ・3ボギーの「74」とスコアを落とし、トータル2アンダー・10位タイに後退。その背景には、強風とメキシコの猛暑があった。
初日に続き、最高気温40度の熱波がコースを襲った。湿度も高く、さらに強風が吹き荒れる過酷なコンディション。「とても暑かったです」と、岩井も苦笑いするしかなかった。
前半12番でボギーが先行。その後はパーでしのぎ続けたが、後半4番パー3で2つめのボギーを喫した。上がり3ホールでは1バーディ・1ボギーとスコアを伸ばせず、首位から10位まで順位を落とした。
「パー5でもっとバーディを取りたかった」と悔しさをにじませつつも、「耐えながらパーセーブできたのは良かった」と、粘りのプレーには一定の手応えを感じている。
体力も気力も削られるような酷暑の中でも、集中力は切らさなかった。「たくさん水を飲んだり。あとはもう暑い、暑いと思わずに、気持ちだけは気楽にというか。そんな感じで回れたので良かったです」と、気持ちのコントロールでハードな一日を乗り切った。
上位勢もスコアを伸ばしきれず、首位とは4打差。十分に逆転圏内だ。「あすも諦めずに頑張れば、まだまだ優勝はできる。フェアウェイキープすればバーディチャンスにつけられるので、そこを続けていきます」。メキシコの灼熱に負けない、熱いゴルフで再び首位を狙う。
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