今さら聞けない!定期券の払い戻しって残り数日まで可能?【JR東日本】
3カ月や6カ月の定期券を買ったばかりなのに、急な転勤や転職などで使えなくなってしまうことがありますよね。そのようなとき、JR東日本ならみどりの窓口で払い戻すことができます。でも、いったい残り何日まで可能なのでしょうか? そこで今回は、意外と知らないJR東日本の定期券の払い戻しについて解説します。
原則、定期券は有効期間が1カ月以上残っていないと払い戻しできない!
通勤や通学で利用することが多いお得な定期券ですが、JR東日本の場合は、原則として有効期間が1カ月未満の定期券は払い戻すことができません。
たとえば、3カ月定期や6カ月定期券の場合、有効期間の残りが1カ月分以上ある場合は、みどりの窓口で払い戻すことが可能となっているのです。
ただし、払い戻し手続きには本人確認のための身分証が必要になりますし、クレカで購入したときはそのクレカも必要になるほか、払い戻し手数料が220円かかりますのでご注意ください。
●JR東日本公式サイト「きっぷの払いもどし」は→こちら

ちなみに、4月1日から9月30日までの6カ月定期券を8月20日(残り1カ月)に払い戻す場合の計算方法は、払戻額=6カ月定期運賃-(3カ月定期運賃+1カ月定期運賃×2)-220円となります。
じゃあ、1カ月定期券は払い戻しはできないの?
先ほど、有効期間が1カ月分以上ないと定期券は払い戻しできないと説明しましたが、それでは、1カ月定期券の場合は払い戻しができないのでしょうか?
実は、1カ月定期券の場合でも有効期間開始日から7日以内であれば、払い戻しが可能となっています。この場合は、経過した日数分の運賃と手数料220円を差し引いた金額が払い戻しされるんですね。
●JR東日本公式サイト「定期券を使わなくなったのですが、変更や払いもどしはできますか」は→こちら

実は、カード型Suica定期券なら指定席券売機で払い戻せる!
定期券の払い戻しはみどりの窓口に行って手続きを行わなければならず、とても面倒でした。
しかし、現在ではクレカで購入したカード型Suica定期券なら、指定席券売機で払い戻すことが可能となっています。
ただし、これにはカード型Suica定期券購入時に“払い戻し用暗証番号”を設定しておく必要がある点はご注意ください。
もちろん、有効期間が1カ月以上残っていないと払い戻しできませんし、現金で購入していた場合は、指定席券売機を利用できないので、みどりの窓口に行くことになります。
●JR東日本公式サイト「指定席券売機ご利用案内」は→こちら

ちなみに、モバイルSuicaでの定期券も残りが1カ月以上ある場合は、アプリ上から簡単に払い戻しができますよ。
やはり、手数料は220円かかりますが、アプリでの払い戻し操作日が最終使用日として計算されるので、不要になった定期券はすぐに手続きを行ったほうがいいでしょう。
ちなみに、払い戻し操作はその日の23時45分までに行う必要があるので、十分注意してください。
●モバイルSuica公式サイト「定期券を払いもどしたい」は→こちら

まとめ
いかがでしょうか? 今回はJR東日本の定期券の払い戻しについて解説しました。原則として、定期券は有効期間が残り1カ月未満になると払い戻しできないのでご注意ください。
また、1カ月定期券の場合は利用開始日から7日以内なら払い戻しが可能なので、Suica定期券が不要になったら早めに払い戻し手続きを行ったほうがいいでしょう。
記事提供元:スマホライフPLUS
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