スマホを封印して「とっておきのおひとりさま時間」を 本来の自分に向き合い、森の静寂に五感を解き放つ
更新日:
時には一人旅が楽しい。誰に気兼ねすることなく、休むのも歩くのも自分次第。ただスマホだけが“外界”とつながったまま。そこでこれも封印して、森の中で一人の時間を堪能できる場所がある。長野県の茅野市と富士
イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
注目の旬ニュースを編集部員が発信!「イチオシ」は株式会社オールアバウトが株式会社NTTドコモと共同で開設したレコメンドサイト。毎日トレンド情報をお届けしています。

時には一人旅が楽しい。誰に気兼ねすることなく、休むのも歩くのも自分次第。ただスマホだけが“外界”とつながったまま。そこでこれも封印して、森の中で一人の時間を堪能できる場所がある。長野県の茅野市と富士見町の山あいに広がる豊かな森に、完全プライベート空間「森と、ピアノと、」(とわいろ・長野県茅野市)がオープン、公式サイトで予約受け付けが始まった。
この施設には“音の間”と“色の間”という二つの空間がある。音の間では、森の音に耳を澄ませながら、自由に音を奏でることができる。自分の愛用する楽器を持ちこんでもいいし、1965年製のオールドヤマハと呼ばれるグランドピアノが置かれていて、これを奏でることもできる。まだ大量生産にかじを切る前、合成樹脂やプラスチックではなく、にかわや鹿の皮などの自然素材が用いられ、職人の手仕事によってつくられた希少な一台だ。
色の間では、森で見つけた葉や枝を紙に写すなど、自然に触れながら、自由な感覚で色と遊ぶひとときを過ごせる。色の間にはキャンバスもあり、イーゼルを森に持ち出して自然の中で描くこともできる。
そして、持参したスマホなどのデジタルデバイスは、森の案内人が宝箱に大切に預かってくれる。膨大な情報と絶え間ないコミュニケーションの中で、マルチタスクに追われる日常。他者の視線や評価から完全に解放され、自身の内なる声に耳を澄まし、ありのままの自分を表現できる場所はそう多くない。宝箱にデバイスを預ける瞬間から日常を手放し、五感を解き放ちながら、自分の好きなことに没頭する特別な時間が始まる。

記事提供元:オーヴォ(OvO)
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。