腰を切り過ぎてしまう人にも、腰が回らない人にも効く 魔法の『右足ズリズリ練』でスイングが整う
『下半身リード』はゴルフのレッスンでよく出てくる言葉のひとつ。しかし、腰を切り過ぎると振り遅れにつながり球筋は安定しない。反対にインパクトで腰が止まると手打ちになり、これもショットがバラつく原因となる。米ニューヨークを拠点にレッスン活動を行う宮崎太輝が、腰を切り過ぎてしまう人にも、腰が回らない人にも効くドリルを紹介してくれた。
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下半身リードを意識するあまり、腰を切り過ぎてしまうゴルファーには、クローズスタンスで打つ練習が有効です。それともうひとつ、右足をズリズリ擦るドリルにもチャレンジしてみてください。
普通に構えたら切り返しと同時に右足の内側で地面を擦りながらボールを打ちます。内側にスライドさせるんです。左に体重が乗っていないと右足を擦ることはできません。始めはスライド量を大きくして、感覚がつかめてきたら、だんだん小さくしていくと通常のスイングに近づいていきます。
また、このドリルはスライドを取り入れることで腰の回り過ぎを抑制するばかりか、腰が止まって手打ちになっている人にも効果あり。アドレスで外側に向いていた右ヒザが、内側に回転しながら左ヒザに寄っていくので、上半身に振られて、下半身も動き続けるのです。
■宮崎太輝
みやざき・たいき/1985年生まれ、神奈川県出身。ニューヨーク市立大学ブルックリン校の大学院にて最先端の運動科学とゴルフを学び、現在はTEAM BRANTAとしてニューヨークを拠点に日本でもレッスン活動を行う。著書に『ローポイント・コントロール』(実業之日本社)がある。
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<ゴルフ情報ALBA Net>
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