「今季活躍しそうな男子プロ」ランキング! 2位は日本人初の4大メジャー優勝を果たした選手
いよいよ今週は海外第2戦「全米プロ」が開催される。今季は海外ツアーに出場する日本人選手も多く見られるが、「今季活躍しそうな男子プロ」は誰か、雑誌『ALBA』の読者にアンケートを実施。石川遼や金谷拓実などがランクインするなか、2位に選ばれたのが松山英樹だ。
【2位】
松山英樹
アジア勢最多となる米国男子ツアー11勝に、「マスターズ」制覇など、日本ゴルフ界の歴史を動かす功績を次々に成し遂げる、まさに日本のエース。
名門・東北福祉大学2年時の2011年、前年のアジアアマ優勝の資格で「マスターズ」に出場し、27位タイで日本人初のローアマチュアに輝いた。同年の「三井住友VISA太平洋マスターズ」では、アマチュアとして3人目の優勝を果たす。大学4年時の13年4月にプロ転向。その年にいきなり4勝を挙げて賞金王を獲得した。
14年からは主戦場を米国男子ツアーに移し、同年の「ザ・メモリアル・トーナメント」で初優勝を遂げた。16年に2勝、17年も2勝と、米ツアーで着実に地位を築いていった。
特に17年は米ツアーにおいて松山の存在感が際立った年でもある。「ウェイスト・マネージメント・フェニックスOP」で連覇を果たすと、「全米オープン」で2位タイフィニッシュ。世界ランキング2位に浮上し、日本勢として未踏の地にも立った。
そして、8月の「WGC-ブリヂストンインビテーショナル」でも勝利を挙げ、好調の中迎えた「全米プロゴルフ選手権」では初の日本人メジャー制覇の期待も膨らんだ。しかし、最終日に一時は首位に立つも、結果は5位タイの惜敗だった。ラウンド後は悔し涙を流す場面もあった。そこからは、調子も下降していき勝利から見放される時期も続いた。
そんな松山を潤すかのような待望の勝利が21年の「マスターズ」で訪れた。後続を1打差で振り切り、アジア勢として大会初制覇。日本勢として史上初の4大メジャー優勝を果たした。
そこから、かつての不振を払拭するかのように、22年の「ソニーオープン・イン・ハワイ」、昨年は2勝、さらにパリ五輪でも銅メダルを獲得。今シーズンも開幕戦を制するなど、第2の全盛期を突き進んでいる。
【主な投票コメント】
・実力がやはり違う。
・安定感抜群!
・日本人で世界に通じる唯一のゴルファー。
・世界一が狙える!
・華がある。
<ゴルフ情報ALBA Net>
記事提供元:ゴルフ情報ALBA Net
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