自宅に仕事部屋がなくてもOK!8割が集中できる在宅勤務の工夫【NEXER調べ】
在宅勤務が定着してきた今の時代。パソコンさえあれば自宅で仕事ができるようになった一方で、仕事環境に悩んでいる人も多いのではないでしょうか。プライベートと仕事が混同してしまうリスクがある中、株式会社NEXERとVALVANNE(バルバーニ)調査によると、自宅に仕事部屋がない人が過半数であることが明らかになった。今回はその実態と限られたスペースでも快適に働く工夫を紹介していく。
自宅に仕事部屋がなくても快適な職場環境は整えられる!?

株式会社NEXERとVALVANNE(バルバーニ)は2025年4月25日から5月1日までの7日間、事前調査で「自宅で仕事をすることがある」と回答した全国の男女291人を対象に「家での仕事場所」について調査を行った。まず、自宅に仕事用の部屋があるかについて聞いたところ57.7%と半数以上の方が、自宅に仕事用の部屋が「ない」と回答した。
在宅勤務が一般化しても仕事部屋がない人は意外にも多い。一方で「ある」と回答した人に、自宅の仕事用の部屋はどのような部屋か聞いてみたところ、「PCとスマートフォンがあるだけの部屋」「4.5畳ほどの狭くて集中できる部屋」「作業用デスクがあり、在宅ワークができるように用意した部屋」という回答が寄せられた。仕事をするうえで必要最低限のものを揃えたシンプルな空間が多く、限られたスペースの中でも仕事に集中できる工夫をしている様子がうかがえた。

また、自宅に仕事用の部屋を持つ人にこだわりの家具があるのかも調査したところ、3割以上がこだわっているものが「ある」と回答した。特に目立ったのは「椅子」へのこだわりだ。具体的には「ゲーミングチェアを使っていて、長時間座っても疲れにくい」「長時間使う椅子なので、使い易さとデザインもある程度気に入ったものを購入した」「首や肩に負担がかからないように、PCを置いている机の高さには気をつけている」といった意見が寄せられた。長時間のデスクワークを少しでも快適にするために座り心地の良さや体への負担はもちろん、見た目や空間の統一感へも気を遣っている人が多いようだ。
さらに、デスクの高さや色合いを工夫することで、視覚的にも集中しやすい環境をつくっていることも明らかになった。働くために快適さと自分だけの空間といった特別感も大切にする傾向があるのかもしれない。
在宅ワークは集中できる?8割以上がYESと答えた理由とは

在宅勤務が一般化されてきているが、実際仕事ははかどるのだろうか。自宅での仕事はどれほど集中できるのか調査してみたところ、合計で8割以上の人が「集中できる」と回答した。「とても集中できる」「やや集中できる」の回答理由として「リラックスできる」「1人で自分のペースで仕事ができるので気が楽だから」「静かで誰にも邪魔されないから」といった意見が寄せられた。
自分の家という安心感と周囲を気にしなくて良い環境が集中力の向上につながっていると考えられる。一方で、「あまり集中できない」「まったく集中できない」と回答した理由として「仕事の専用部屋がないから」「子供や主人が見ているYouTube動画が気になるので」「子供がいるし、部屋が片付いていないから」といった意見が寄せられた。物理的なスペースや家族との生活リズムの違いが、集中力の妨げになっているようだ。
「在宅でも集中できるかどうか」は、働く環境の整備と気持ちの余裕に大きく左右されることが明らかになった。自宅に仕事用の部屋がなくても、自分に合った家具や静かな時間帯を活用するなど、ちょっとした工夫で集中できる空間をつくることは十分可能だ。家だと集中できないと感じている人は、一度自分の働く環境と気の持ちようを見直してみるのもありかもしれません。
出典:【VALVANNE(バルバーニ)】
記事提供元:スマホライフPLUS
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