監督の実体験に基づく深層心理サスペンス「入国審査」ポスター&特報解禁
NYの空港で、移住のビザも取得して入国審査を待つカップルが説明もなく別室に連行され、密室での不可解な尋問が始まる──予測不能の深層心理サスペンス「入国審査」が、8月1日(金)新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋ほかにて公開決定。ポスタービジュアル&特報が解禁した。
監督・脚本はアレハンドロ・ロハスとフアン・セバスチャン・バスケス。故郷のベネズエラからスペインに移住した時の実体験からインスピレーションを受け制作。17日間で撮影された低予算作品ながら、第26回タリン・ブラックナイト映画祭で新人作品賞受賞、第28回コルカタ国際映画祭・最優秀作品賞受賞、第72回マンハイム-ハイデルベルク国際映画祭・観客賞受賞、第16回スペイン・ラテンアメリカ映画祭・観客賞受賞など、15か国の映画祭で20余りの賞を受賞し、世界中の映画祭を席巻した。
解禁となったポスターには、入国審査により、なぜか別室に連れていかれた主人公のディエゴとエレナの姿が。戸惑いを隠せない二人の表情、そして背中だけの審査官。“その答えがあなたの人生を左右する”というコピーと相まって、二人の緊張感までも伝わってくる。
特報では、移住のためにNYに降り立ったディエゴとエレナが入国審査でパスポートを見せるが、なぜか『ご同行を』と別室に連れていかれて、入国できない。そこから始まる拒否権ナシ、密室での尋問。『電源を切って座りなさい』『こちらの質問だけに答えて』そして鋭い目つきで審査官が二人に問う『アメリカに来た理由は?』はたして二人はどう答えるのか、そもそもなぜ尋問されるのか、そして二人は共に無事入国できるのか…疑問と疑念が渦巻く密室での入国審査の行方が気になる特報映像となっている。
Story
移住のために、バルセロナからNYへと降り立った、ディエゴとエレナ。エレナがグリーンカードの抽選で移民ビザに当選、事実婚のパートナーであるディエゴと共に、憧れの新天地で幸せな暮らしを夢見ていた。ところが入国審査で状況は一転。パスポートを確認した職員になぜか別室へと連れて行かれる。『入国の目的は?』密室ではじまる問答無用の尋問。やがて、ある質問をきっかけにエレナはディエゴに疑念を抱き始める──。
「入国審査」
監督・脚本:アレハンドロ・ロハス、フアン・セバスチャン・バスケス
出演:アルベルト・アンマン、ブルーナ・クッシ
2023年/スペイン/スペイン語、英語、カタルーニャ語/77分/ビスタ/カラー/5.1ch/原題UPON ENTRY/日本語字幕 杉田洋子
配給:松竹 後援:在日スペイン大使館、インスティトゥト・セルバンデス東京
© 2022 ZABRISKIE FILMS SL, BASQUE FILM SERVICES SL, SYGNATIA SL, UPON ENTRY AIE
記事提供元:キネマ旬報WEB
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。