“プロ日本一”の称号を持つ杉浦悠太が右ヒジ痛から復帰 本格的に「賞金王」への道のりが始まる
<横浜ミナトChampionship 〜Fujiki Centennial〜 事前情報◇7日◇横浜カントリークラブ(神奈川県)◇7207ヤード・パー71>
今年7月の「日本プロゴルフ選手権」で、プロ転向後12試合目という史上最短記録で“プロ日本一”の称号を手にした杉浦悠太。しかし続く北海道戦は、右ヒジ痛のためスタート前に欠場。「本当にしっかり治してからゴルフを再開しようと思ったので、しばらくは休んで治療に専念していました」と休養をしっかり取り、優勝したメジャー以来の復帰戦となる。
まだアマチュアだった昨年、杉浦は「ダンロップフェニックストーナメント」でレギュラーツアー初優勝を挙げてプロ転向。今年から本格的にトーナメントを戦っている。「(試合の)積み重ねでなったものみたいなので、少し炎症があっただけ」と大事には至らなかったようだが、連戦により負担がかかっていた。しかし久しぶりにゆっくりとした時間を過ごし、体調面もリセットできた様子。一週間前に練習を再開し、今週に挑むところだ。
「(調子は)どんどん良くなっています」とゴルフの感覚には支障はなさそう。「ツアーだといっぱい練習できますし、グリーン回りもいっぱい練習できるので、アプローチ、バンカーはもう変わらないぐらいまできている。あとはショットがどれだけ(チャンスに)つけられるかという感じです」。不安もなく復帰戦を迎えられる。
今季開幕前に設定した目標は「賞金王」。ここまで10試合に出場し、1勝を含めトップ10入りが6度と順調に前半戦を終え、現在賞金ランキング2位に位置している。トップを走る桂川有人とは約769万円の差。「もちろん優勝を目指していますし、そこ(賞金王)に向かって頑張りたいです」と意気込みは強い。
とはいえ焦りはない。「もし優勝できなかったとしても(賞金王に)なれる可能性はあると思う。とにかく1試合1試合しっかり上位にいけるように。調子も崩さず、ケガもせずやれればいいかなと思います」と落ち着いた様子で話す。ここから連戦となり、チャンスは多くある。そして秋には「日本オープン」など高額大会も待ち受けている。マイペースで王者の座を狙っていく。
10月24日からは日本で開催される米国男子ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」もある。日本勢の出場資格は、賞金ランク上位8位までとスポンサー推薦選手9名となっている。杉浦はこのままの位置をキープできれば、初のPGAツアー出場となる。「楽しみなことでもありますし、そのためにも頑張りたい。まずはそれまでに優勝したいと思っています」。プロ1年目の22歳にとって、大事な中盤戦がはじまる。(文・高木彩音)
<ゴルフ情報ALBA Net>
記事提供元:ゴルフ情報ALBA Net
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。