黒人ゴルファーのパイオニア ジム・デントが85歳で死去
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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黒人ゴルファーの先駆者であり、飛ばし屋として名をはせたジム・デント(米国)が5月2日、地元ジョージア州オーガスタで脳卒中のため逝去した。85歳だった。
デントは10代の頃からオーガスタでキャディとして活動し、「マスターズ」が開催されるオーガスタ・ナショナルGCでもキャディを務めた。プロキャディとしてボブ・ゴールビー、フランク・ストラナハン(ともに米国)らのバッグを担ぎ、名手たちのプレーを間近で学んだ。
ローソン・“レッド”・ダグラス氏に師事し、オーガスタの市営ゴルフ場『ザ・パッチ』で腕を磨いた。1966年にプロ転向。米国チャンピオンズツアー(米シニア)では通算12勝を挙げた。
188センチという恵まれた体格から放たれる飛距離は圧巻だった。ダグラス氏は「(ザ・パッチの)8番では312ヤードの打ち上げ、12番では360ヤードの打ち下ろし。ピンハイに持っていったものさ」と、その驚異的なパワーを振り返っている。
黒人ゴルファーのパイオニアとして、ツアーで約40年のキャリアを築いた。最後は孫らに見守られ、その生涯に幕を閉じた。
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