iPhone利用率52%もAndroidが急接近! それでも買い替えは9割がiPhone継続【ALL CONNECT調べ】
仕事やプライベートには欠かせないスマートフォン。中でもiPhoneは根強い人気を誇るイメージがありますが、さまざまなアプリや機能を搭載するAndroidを使用する人も最近増えているようです。今回は、「スマートフォンのOS・機種選択に関する実態調査」を見ていきましょう。
スマホユーザーのiPhone使用率は52%! Androidの保有率は年々増加

株式会社ALL CONNECTでは、首都圏在住の20代~60代のモバイルユーザー・男女500人を対象に「スマートフォンのOS・機種選択に関する実態調査」を実施。
はじめに「スマホユーザーのiPhone使用率」を調査すると、iPhoneは52%、一方Androidは47.4%でした。一時期、国内ではiPhoneユーザーが70%を超えている状況でしたが、年々Androidを使用するユーザーが増加傾向にあるようです。
iPhoneはAndroidと比べて高価格のため、スマホユーザーのお財布事情も少なからず影響しているのかもしれません。

次に年代別でiPhone使用率を調査すると、20代・30代・50代は半数以上がiPhoneを使用していることがわかりました。特に20代・30代の若年層がiPhoneを多く保有しているようです。
約9割がiPhoneからiPhoneへ買い替え! その理由は?

「iPhoneを使用する前の機種」をたずねたところ、86.5%の人が「iPhoneからiPhoneへ買い替える」と回答しました。一方、iPhoneからAndroidへ買い替えた人は、Androidユーザー全体の2.5%にとどまる結果となっています。

「iPhoneを使い続ける理由」として最も多くあがったのは、「使い慣れている」(71.2%)といった回答でした。次いで「友人など使用者が多い」(9.6%)との回答も見られ、FaceTimeやAirDropなど、iPhone同士ならではの便利機能や周囲に合わせた選択が理由として考えられます。

では、どの程度の頻度でiPhoneへ乗り換えを行っているのでしょうか。現在の使用機種を調査すると、最新のiPhone 16シリーズ(2024年発売)からiPhone 14シリーズ(2022年発売)までの「3世代以内」を持つユーザーは57.3%と高い割合を示しています。
また、iPhone 11シリーズ(2019年発売)以前を使い続けているユーザーは少数派だったことからも、大体2~3年おきに買い替える人が多いことが伺えます。

最後に、「iPhoneの購入形態」を調査したところ、93.1%が「新品を購入した」と回答しました。中古ではなく新品を選ぶ人が大半を占めていたため、品質や保証を重視するユーザーが多いのかもしれません。
本調査から、依然としてiPhone使用率が高いものの、Androidの使用率も年々増加していることが明らかになりました。一方で、iPhoneからAndroidへの乗り換え率は低くなっています。
しかし今後、Androidの機能や価格に関心を持つ人が増えれば、乗り換え率も上昇し、友人や家族など周囲の人たちがAndroidユーザーへと変わっていくことで、使用率が逆転する可能性もあるでしょう。
出典:【株式会社 ALL CONNECT】
※サムネイル画像(Image:JarTee / Shutterstock.com)
記事提供元:スマホライフPLUS
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