史上3人目! “新・鉄人”片岡尚之が100試合連続出場へ「優勝できたら…」
<中日クラウンズ 事前情報◇30日◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(愛知県)◇6557ヤード・パー70>
昨年大会で最終ホールまで優勝争いを繰り広げ、2位に入った片岡尚之。今大会の第1打を放てば、ツアー100試合連続出場となる。
詳細なデータが残る1985年以降では、宮本勝昌(151試合・110試合)、宮里優作(128試合)に次ぐ史上3人目の記録となる。
プロ転向後の21年「ジャパンプレイヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品」で初優勝を挙げて以来、一度も休むことなく試合に出続けている。先週の「前澤杯」では連続出場について、「出られる試合があったら全部出たいので、休もうという考えはない。暇になってしまうのは寂しいというか。みんな試合に出ているのに、自分は出ていないのはもどかしい気持ち」と語っていた。
この記録の達成は容易ではない。というのも、賞金ランキング上位者だけが出場できる最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」にも毎年出場しなければならないからだ。この連続出場記録は、トッププロであり続ける証しでもある。
「JTに毎年出られているのはうれしい。それを意識して、(連続出場記録更新まで)あと2年ぐらいやらないといけないのは、少しプレッシャーになります(笑)」
今週は「去年2位だった試合。メモリアルの100試合目で優勝とかできたら、いい記事になりそうですね(笑)」と話して報道陣の笑いを誘った。涙の敗北を喫した、昨年大会のリベンジを果たしたい。
【トーナメント連続出場の記録】
1位:宮本勝昌 151試合
2006年「アジア・ジャパン沖縄オープン」(2005年12月開催)~2011年「カシオワールドオープン」
2位:宮里優作 128試合
2013年「タイランドオープン」~2018年「レオパレス21ミャンマーオープン」
3位:宮本勝昌 110試合
2014年「インドネシアPGA選手権」~2018年「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」
4位:片岡尚之 99試合※継続中
2021年「ジャパンプレイヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品」~2025年「前澤杯」
<ゴルフ情報ALBA Net>
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