女子プロの“スイング完成度”ランキング 第8位は6季連続でメルセデス・ランキングトップ10に入る年間女王候補
今年もハイレベルな戦いが繰り広げられる女子プロの世界。国内では、2年目の菅楓華やルーキーの中村心が頭角を現すなかで、工藤遥加や穴井詩といった30代の選手も活躍。米国女子ツアーでは竹田麗央がルーキーVを達成するなど、まさに群雄割拠だ。そんな女子プロの中で“完成度が高い”スイングをしているのは一体誰なのか? プロコーチの南秀樹が第9位に選出したのは、小祝さくら。6季連続でメルセデス・ランキングトップ10に入る実力者である彼女のスイングの何が
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リズムの良さに加えて肩の入れ替えが上手いのが小祝プロです。トップでの左肩の位置に、フォローでは右肩が収まる。同じ高さで肩の入れ替えを行なっているので、綺麗にレベルにターンしていることが分かります。
それを可能にしているのが、下半身の粘りです。トップでは程よく上半身の力が抜けていて、下半身がいつでも使える状態に。そこから右足が幾分浮いてきますが、しっかりと右足で我慢してインパクトを迎えます。
腰を回転させて振るスペースを作り、右肩を下げずに押し込んでいく。軌道を調整してドローやフェードを打ち分けるのも、いとも簡単にできるのではないでしょうか。
■小祝さくら
こいわい・さくら/ 1998年生まれ、北海道出身。2018年から6季連続でメルセデス・ランキングトップ10を継続。ドライバーの平均飛距離は250ヤードを超える。ニトリ所属。
■解説 南 秀樹
みなみ・ひでき/プロゴルファーである父の影響でゴルフを始め、高校卒業後にティーチングプロ資格を取得。クラブを使うことを主とする指導法が高い評価を得ている。幼少期から鈴木愛を指導するなど、ツアーで活躍する数多くのプロをサポートしている。(株)ボディスプラウト所属。
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