会期終了後に公式図録を重版 デザイン性と繊細な色彩感覚で魅了する「宮脇綾子の芸術」
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身近なモノを対象に、布と紙で美しく親しみやすいアプリケやコラージュ、手芸などの作品を生み出した宮脇綾子さん。3月中旬まで東京ステーションギャラリーで開催されていた「生誕120年 宮脇綾子の芸術――見
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身近なモノを対象に、布と紙で美しく親しみやすいアプリケやコラージュ、手芸などの作品を生み出した宮脇綾子さん。3月中旬まで東京ステーションギャラリーで開催されていた「生誕120年 宮脇綾子の芸術――見た、切った、貼った」展の公式図録(平凡社・東京)の重版ができあがった。会期中に「入手困難」だった図録が手に入る。
宮脇さんがモチーフにしたのは野菜や魚など、“主婦”として毎日目にしていたもの。それらを細かく観察することによって生み出された作品は、造形的に優れているだけでなく、高いデザイン性と繊細な色彩感覚を感じさせてくれる。この本では、宮脇さんの約150点の作品と資料を造形的な特徴に基づいて8章に分類、構成している。どこか懐かしい感じの野菜や果物の作品、植物のスケッチに、改めて見入ってしまう時間が待っている。税込み3300円。「宮脇綾子の芸術――見た、切った、貼った」は書店で購入可能。

記事提供元:オーヴォ(OvO)
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