政田夢乃がどうしても手放せない”ちょい古UT”とは? 今季開幕から使うスタメン14本を直撃
今季、ツアー初優勝が期待される若手有望株の政田夢乃。正確なショットを生み出しているユーティリティ(UT)は最新モデルではない。そんな政田ののクラブセッティングについて徹底レポートする。
ドライバーは『ELYTE ◆◆◆』(9度)に『ディアマナ BF 50SR』を採用。浅重心ヘッドを使用し、ソールのウェイトを外している。その意図は何だろうか?
「『ELYTE ◆◆◆』は、初速が速くなって、振り感も見た目もいい感じで使っています。ソールはウェイトを取って、鉛を貼っています。いろいろウェイトを試したけど、少しスピンを落としたかったので、それよりも(鉛を前方に貼って)まんべんなく重さを入れた方が良かったんです」
政田が大事にしている番手がUT。2020年発売の『マーべリック MAX』を21・24・27度と3本使用している。シャフトは『フブキ AX h350 S』を採用。このヘッドが手放せないと話す理由とは何だろうか?
「元々UTが苦手で、やさしいヘッドを入れています。小ぶりヘッドだと、右にも左にもミスしがちで、ミスの原因も分からなくて……。このヘッドだとミスの原因も分かりやすくかったんです。ちょっとグースネックでやさしいので、これを使っています」
アイアンはアマチュアにも人気の軟鉄鍛造モデルの『X フォージド』に『N.S.PRO 850GH S』シャフトを採用。顔がシャープで打感にも定評があるが、ソールの前後が削ってあり抜けの良さに定評がある。タテ距離を重視してこのアスリートモデルを使用しているのだろう。
50・54・58度のウェッジではツアープロに人気の『OPUS』に『N.S.PRO 950GH S』シャフトを採用。抜けの良さに魅かれているようだ。「このウェッジはめっちゃいいですね。ソールが抜けてくれるし、構えやすいんです。アイアンっぽい顔がいいかなと思います」。
自分の傾向を把握してセッティングを仕上げている政田。このギアを武器を初優勝を飾ることができるだろうか。
【政田夢乃のクラブセッティング】
1W:キャロウェイ ELYTE ◆◆◆(9度/ディアマナ BF 50SR)
3W:キャロウェイ ELYTE(15度/ディアマナ BF 60SR)
5W:キャロウェイ パラダイム Ai SMOKE◆◆◆(18度/ディアマナ BF 60SR)
4・5・6U:キャロウェイ マーべリック MAX(21・24・27度/フブキ AX h350 S)
6I~PW:キャロウェイ X フォージド(N.S.PRO 850GH S)
50・54・58度:キャロウェイ OPUS(N.S.PRO 950GH S)
PT:オデッセイ AI-ONE ジェイルバード ミニ DB
BALL:キャロウェイ クロムツアーX
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