大量買いの末、賞味期限切れになったコーラをシュレッダーで破壊 はじめしゃちょーの動画に疑問の声
「はじめしゃちょー」(登録者数1610万人)がさまざまな不用品を破砕機にかける企画に、視聴者から疑問の声が寄せられています。
さまざまなものを巨大シュレッダーで破壊
4月11日、はじめしゃちょーは「【破壊】巨大シュレッダーにスイカとかバイクとかブチ込んでみた。」と題した動画を投稿しました。
はじめしゃちょーによると、廃棄物などを破壊して小さくする“巨大シュレッダー”(=破砕機)でいろいろなものが粉々になる動画を見て興奮したため、この企画をすることにしたのだとか。
カメラマンが「物を壊すのは日本の国民性とは合ってないと不安に感じます」と懸念を示すと、はじめしゃちょーはコンパクトにして捨てるのは環境のためでもあると説明。今回は廃棄予定のものや、賞味期限切れのものを集めたため、「これで炎上したら僕は悪くありません」「間違ってるのは世の中です」と強調しました。
まず初めに投入したのは鉛筆です。はじめしゃちょーは、鉛筆が刃でゆっくりと折られていくのを見て「メキメキいってた」と笑います。次に鉛筆削りをシュレッダーにかけると、みるみる間に破壊され、はじめしゃちょーは「すごいすごい」と喜びます。
「テンションが上がってきた」と上機嫌になったはじめしゃちょーが次に投入するのは缶コーラです。このコーラは、はじめしゃちょーが2年前に購入したもの。飲み物を買い溜めするために100本購入しようとしたところ、誤って1000本購入してしまったとして、動画で紹介されていました。当時はじめしゃちょーは「もちろん飲みます」と言っていたものの、結局飲み切れずに賞味期限が切れてしまったようです。
シュレッダーに投入された数十本のコーラは、中身を噴き出しながらあっという間に潰れていきます。はじめしゃちょーは「オレこういうのYouTubeでやりたかった」と笑顔を見せました。
その後、椅子、テレビ、扇風機、プリンター、電子レンジなどの家電やステンドグラス、自転車、電子ピアノ、ソファ、バイクをシュレッダーにかけたはじめしゃちょーは、すべてが粉々になる姿を見て「ちょっと感動しました」とコメント。「見てる分には超気持ちよくて普通に最高でした」と満足した様子を見せると、物が作られ続けると壊すことも大事な作業だと話し、動画を締めくくりました。

大量買いでコーラを無駄にしたのははじめしゃちょー本人
コメント欄では「モノに歴史、命が宿っているような気持ちが、逆にしっかり伝わってきて、 モノ、資源は大事に使おうと改めて思いました」「めっちゃ面白い企画なのに なんか気持ち切なくなるのはなぜだろう〜」と物の大切さを改めて実感したという声が寄せられています。
しかし一方で、「えんぴつは使える~」「さらの鉛筆を何本も躊躇なく壊していますが、これを作った人々や資源のことを考えるとなんとも言えない気持ちになりました⋯」と、新品のように見える鉛筆が壊されていることに心を痛める人も。
そしてコーラに関しては、もともとはじめしゃちょーが無駄にしたものであることから、「たしかに賞味期限切れを壊してるけど、そもそも賞味期限切れになってしまうほど爆買いしてるのはどうなのかという・・・」「コーラをわざわざ大量に買って、飲みきれないって言うのはどうなの?だったら、賞味期限切れる前にファンのみんなに配るとか、コカ・コーラの会社にも失礼」といった批判の声が上がっています。
はじめしゃちょーは、先月には280キロのポップコーンを購入し、自宅の地下室をポップコーンで埋め尽くすという企画を実施。他にも2500リットルのスライムプールを作ったり、自宅にコンビニを作ったりと、大量購入系動画ははじめしゃちょーの得意とするところですが、2015年には、大量のニベアクリームを使った”ニベア風呂”を作って炎上しています。
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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