「上のレベルに行きたい」石川遼は海外進出を念頭に新シーズンへ
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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<東建ホームメイトカップ 事前情報◇9日◇東建多度カントリークラブ・名古屋 (三重県)◇7069ヤード・パー71>
桜の花びらが舞う中、2025年シーズンの国内男子ツアーがいよいよ開幕する。昨季に年間2勝を挙げて、ツアー通算20勝に到達した石川遼が、報道陣に今シーズンのテーマを明かした。
オフは通常のトレーニングに加え、海での合宿やアジアンツアー「ニュージーランドオープン」(68位タイ)への出場などで調整を重ね、「いい準備ができましたし、やるべきことはやれた」と振り返る。昨シーズンの課題も踏まえ、「技術的な部分だけではなくて、自分のメンタリティも強くしていける一年にしたい」と話した。
昨年は、日本で行われた「全米オープン」予選会を突破して本戦に出場。さらに、米国男子ツアー出場権をかけた2次予選にも挑んだが、2打及ばず最終予選会進出はならなかった。それでも、海外の舞台を見据える姿勢は今年も変わらない。
「(海外に)行きたい思いはある。そこを目指していきながら、実際に起きている現実を整理して、できる限りのいい結果を出して、どんどん上のレベルに行きたい。それは常に考えている」と前を向いた。
まずは今季初戦で、オフの成果を形にする。「ドライバーからパッティングまで、(オフに)やりきったな、と思えるようなスタートを切りたい」。そして、「自分が練習でやっていることをやりきる。やるしかないというぐらい自分を追い込んでいきたい」と強い眼差しで意気込んだ。
囲み取材を終えると、石川は足早に練習場へ向かった。開幕戦で好スタートを切るため、最後の最後まで準備を怠らない。(文・高木彩音)
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