登録者267万人のYouTuber・タケヤキ翔、特殊詐欺被害を報告「まさか自分が…」
「タケヤキ翔」(登録者数267万人)が「【逮捕】ガチの詐欺事件に遭いました。」を公開し、特殊詐欺の被害を報告しました。
福岡県警を名乗る人物から電話「竹谷翔名義で特殊詐欺が行われてます」
4月7日の動画で、「これは完全に注意喚起動画です」と切り出したタケヤキは、特殊詐欺に遭ったことを報告。「まさか自分が引っ掛かるわけないやろっていう考え方やったんよ」「けど引っ掛かる人って、なんやろ、パッて言われたときに正常な判断できひんねんなって思った」と語り、詐欺の手口と当時の状況を説明します。
タケヤキは、携帯業者と福岡県警察を名乗る2人の人物から電話があり、「携帯電話が2時間後に止まります」「竹谷翔名義で契約された携帯でいろんな特殊詐欺が行われてます」「身柄を確保したい」と告げられたのだとか。
そのときはYouTubeの撮影中だったようですが、犯人に「絶対に1人の状況じゃないとあかん」と指示され、スタッフに席を外してもらったとのこと。
さらに犯人は、福岡県の警察署のウェブサイトに掲載されている電話番号から電話をかけてくるなど、巧妙な手口を使用していたそうです。ただし、電話番号の頭に「+181」が付いていたことから、タケヤキは「実は多分違うところからやったんよね」と振り返りますが、そのときはパニックになっていたため、
パッと見た感じは福岡県警からかかってきた!と思って、もうそこで信じて…
と思い込み、信用してしまったと明かしました。
本物の警察官だと信じたタケヤキは、電話越しに相手にかなりの個人情報を伝えてしまったようで、「結構危ないんよね。ホント注意喚起」「被害届も出す」と話しました。
資産状況を詳しく聞き出される
さらに動画では、電話のやり取りを撮った映像を公開します。過去に免許証を落としたことがあるというタケヤキは、それが原因で携帯電話を契約され、その携帯電話で特殊詐欺が行われていると犯人に説明されたようです。
犯人はZoomを使ってオンラインの取り調べを実施。同意書へのサインを求めた上で、タケヤキの資産運用や総資産、所有している不動産、さらに「売ればお金になるようなもの」の有無など、資産状況を詳しく聞き出します。
犯人は逮捕をちらつかせて、タケヤキを精神的に追い詰めます。涙を流すタケヤキに、犯人は「優先調査」という言葉を使いお金を要求しようとします。しかし実際は、優先調査などという制度は存在せず、詐欺の手口でした。犯人の電話は、5時間にも及んだといいます。
タケヤキは「スタッフさんともなるべく接触はしてほしくない」「この話は絶対すんな」と言われ、スタッフと合流した際も、ずっと電話を繋げた状態だったそう。トイレに行くふりをして、こっそりマネージャーに電話したところ、「めっちゃ詐欺じゃーん」「え?すごい詐欺だね…私命懸けていいよ、詐欺だよそれ」と言われて、ようやく詐欺だと気づいたそうです。
送金をする前に気づくことができたため、実害は出ずに済んだとのこと。タケヤキは、携帯番号の変更や引越しを検討しているといいます。コメント欄では
本当に怖い… 注意喚起動画本当にありがとうございます!!!
注意喚起動画ありがとうございます。警察は電話で個人情報は聞かないです 翔くん本当に気をつけてください!!無事を祈ってます
ホントに酷すぎて腹立つ!!!
などの声が集まっています。

記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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