人気ゲーム実況者、“ゴースティング”を続ける配信者に法的措置を宣言
4月4日、男性ゲーム実況者の「けいき」(登録者数18万人)が、「【裁判】話題のゴースティングをガチで訴えます。【フォートナイト/Fortnite】」を公開しました。
不正行為に法的措置を宣言
けいきはゴースティングを常習的におこなっているある配信者(以下A)を訴えると宣言しました。「ゴースティング」とは、オンライン対戦ゲームにおいて、対戦相手のライブ配信を視聴しながら、自分に有利な方向にゲームを進める不正行為を指します。AはTikTokで活動する迷惑系配信者で、自身がゴースティング配信をしているほか、配信で視聴者にゴースティングを呼びかけて大人数でゴースティングを仕掛けてくるそう。けいきによると、知り合いの配信者やプロゲーマーも被害に遭っているらしく、やめるように言っても聞き入れないのだとか。
ある日の配信でも、けいきの配信を自身の配信に無断で使用し、視聴者にもゴースティングを呼びかけたようで、けいきは多くのプレイヤーから狙われていました。

迷惑行為に悩まされるけいきでしたが、ここであることに気づきます。AはTikTok配信でギフト(投げ銭)を受け取っていましたが、実は未成年であり、未成年のギフトを受け取りはTikTokの規約で禁止されています。けいきが配信でそのことに触れると、Aは自身の配信で親管理であるため問題ないとコメントしたそう。
これに対しけいきは、Aが主に深夜に配信をしていることから、未成年の就労制限に違反すると主張。親は民法714条の監督義務違反に抵触するとしたほか、仲間を募って迷惑行為をしたり配信のチャット欄を荒らしたりするのは威力業務妨害にあたるとしました。
開示請求も
けいきは、2カ月ほど前にも我慢の限界を迎え、訴訟をほのめかしたことがあったそうですが、Aは「そんなにお金ないだろ」「開示請求って200万円くらいするから無理だろ」といった発言をしていたそう。それに対しけいきは「そんなしない、全然その10分の1とかでできる」「幸いにも視聴者の皆さんのおかげで、一応ニートなんですけど時間の全てをYouTubeに捧げてるんで、月10(件)開示請求とか、全然ゴースティング全員分は全然できるくらいあるんですよね」と話しました。
けいきによると、知人のYouTuberやプロゲーマーもゴースティングのせいで配信ができないこともあるそうで、多くの大物YouTuberたちがフォートナイトを離れていった原因の1つでもあるといいます。最後に、けいきは「本当にこういう迷惑配信者とかはほんまにもうゼロにした方がいい」「やめてって言ってもやめないんでね、これはしょうがないっす」と話しました。
コメント欄では
誰かが訴えないとその人は一生続けるからいい判断だと思う
初めてけいきちゃんねるの事尊敬した()
けいきさんのような影響力がある人がこの様な発信をしてくれる事すごく有り難いです。応援してます
いつも大変そうだったけど、これが普通になってるのは違うし、被害を受けてる側が労力を費やさないといけないという…でもこれで現状良くなっていくと良いですね
といった声が多く寄せられています。なお、Aは、今回のけいきの動画を使用した動画をTikTokに投稿しており、「訴えてもいいけどアカウント永久停止なったわwおつ」などとコメントしています。

記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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