緊急地震速報、受信経験は9割でも「すぐ動ける自信」は4割だけ あなたは大丈夫?【モバイル社会研究所調べ】
地震の発生直後に各地での強い揺れの到達時間や震度を予想し、素早く知らせる緊急地震速報。地震大国といわれる日本では比較的浸透したサービスだと思われるが、実際にどれくらいの人が受信を経験しているのだろうか。また、緊急地震速報を受信した際に適切な行動をできる人はどれくらいいるのだろうか。今回は、防災調査の結果を紹介しよう。
約9割が緊急地震速報を受信した経験がある

モバイル社会研究所は、2024年11月全国の15歳~79歳の男女10355人を対象に「2024年防災調査」を行った。緊急地震速報を認知している9242人を対象に「緊急地震速報の受信経験」について尋ねると、87.8%が「受信したことがある」と回答した。

「実際の地震で受信した」と回答した割合は77.0%と8割近くいたが、都道府県別にみると地域によって大きく差があることがわかった。最も高いのは「石川」と「熊本」の91%、最も低いのは「兵庫」の49%だった。全体では、緊急地震速報が始まった2007年から大きな地震があった地域を中心に東北、関東、北陸、九州が高いことがわかった。
緊急地震速報受信時に「適切に行動できる」のは若年層とシニア層?

9割の人が緊急地震速報を受信した経験があるとわかったが、その後の行動についてはどうだろうか。「緊急地震速報を受信した時に適切に行動できる自信がある割合」を聞くと、37.9%が「適切に行動できる」と回答していた。男女別でみると男性が高く、年齢別でみると15-24歳、65-79歳が高いという結果に。若年層は学校での防災教育、シニア層は防災への意識の高さから「適切に行動できる」と回答した割合が高いのかもしれない。

また、「緊急地震速報を受信した時に適切に行動できる自信がある割合と災害への備え」を合わせてみてみる。災害への備えとして、非常用持ち出し袋、衣料品、数日分の水・食糧、家具の固定、スマホ・ケータイ用モバイルバッテリー、懐中電灯、携帯用トイレ・簡易トイレ、携帯ラジオの8点を例示し、いくつ備えているか尋ねた。すると「3-4個」「5-8個」など備えが多い人ほど、適切に行動できる自信が高い傾向にあり、一方で災害時の備えをまったく行っていない人のなかにも適切に行動できると回答した人は男性で3割いることも判明した。
地震はいつどこで起こるかわからない。だからこそ、緊急地震速報を受信した時の行動について平時から確認したいものだ。
出典:【モバイル社会研究所】
※サムネイル画像は(Image:「photoAC」より)
記事提供元:スマホライフPLUS
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。