「5までなら絶対いける」佐久間朱莉が定めた初Vへの“逆転ライン”
<ヤマハレディースオープン葛城 2日目◇4日◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県)◇6475ヤード・パー72>
悲願の初優勝を目指す佐久間朱莉が、好位置で大会を折り返した。首位と2打差のトータル6アンダー・3位タイ。これまで幾度も逃してきた初タイトルを、難関・葛城でつかみにいく。
2日目は午前7時10分にティオフ。前半で3バーディを奪う順調な滑り出しを見せたが、後半は12番と14番でボギーを叩き、流れを乱しかけた。それでも「16番で3〜4メートルのパーパットが入って、悪い流れを断ち切れた。18番は“獲るぞ”という気持ちでした」と、バーディで締めくくった。
今季は開幕から3戦連続で予選通過。前週の「アクサレディス」では6位に入り、調子は上向いている。「コンディションは良い感じです。もったいないショットはありますが、自分のやりたいことが少しずつできてきている。あと2日、しっかり継続しつつ、上を目指していきたいです」と意気込んだ。
初日は上体の浮き上がりによるミスが出たが、「それを前半でうまく修正できたので、スタートダッシュが切れた」と振り返る。決勝ラウンドの課題も明確で、「グリーン周りのアプローチ。このコースは少し砲台だったりするので、もう少しストレスがかからないようなアプローチをしたい」。週末は小技の精度がカギを握りそうだ。
初優勝への合い言葉は“5打差”。「以前、青木瀬令奈さんに『7打差まで優勝を諦めるな』と教えていただいた。私の中で“7”はアレかなと思っちゃったんですけど、“5”だったら絶対いける」と笑う。
昨季は優勝こそなかったものの、ツアー9位のトップ10入り14回を記録した。特に決勝ラウンドでの平均ストロークは『70.1880』でツアー5位と、勝負強さには定評がある。“5打差なら逆転できる”という言葉には、経験からくる確かな自信がにじむ。
「ルーキーの時は3打差くらい(が限界)かなと思っていましたけど、今は爆発力もついてきた。そういう自信もあって“5”です」
佐久間のホールアウト後、上位勢のスコアは想定よりも伸びず、首位との差はわずか2打。あすは晴れ予報で、難関・葛城が本来の難しさを取り戻しそうだ。優勝への“逆転ライン”を意識しつつ、ムービングデーを戦い抜く。
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